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2017年 59冊目『珍奇な昆虫』

ジャポニカ学習帳の表紙写真を40年以上も撮りつづけたカメラマンの山口進さんが世界中で出会った昆虫の写真を一挙に披露と帯にあります。

想像以上に面白かったです。

写真ももちろん素敵なのですが、その写真を撮るためのストーリが想像以上に面白いのです。

子供のころに見ていたら、きっと昆虫博士も将来の選択肢の1つになっていたのではないかと思うような本です。

新しい発見もたくさんあります。

例えば、ハナカマキリはランと一緒に撮られた写真が有名です。

しかし、本当はハナカマキリとランは一緒にいないことを明らかにしました。

出てくる昆虫は多岐にわたります。

カマキリ、アリ、カブトムシ、フンチュウ、コガネムシ、クワガタ、ハチ、チョウ。

雄だけ前足の長い昆虫が何種類か出てくるのですが、その前足の長さの理由もなるほどって話です。

まったく働かないありの話も面白いです。

写真を見るだけでもわくわくします。

▼前回のブックレビューです。


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