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2015年 50冊目『ポッキーはなぜフランス人に愛されるのか?海外で成功するローカライズ・マーケティングの秘訣』

バンコク在住でフリーのジャーナリストの方が書かれた日本のスナック菓子産業への応援歌。

タイトルはポッキーとありますが、ポッキーの話はほんのちょっと。それ以外にハイチュウ、じゃがピー、柿の種、米菓、どら焼き、ポップキャンディーなどの成功ストーリーが書かれています。

様々な会社の様々なお菓子のストーリーが載っていて面白い本なのですが、個人的にはタイトルの話を深く知りたかったので、やや残念です。

サブタイトルの海外で成功するローカライズ・マーケティングの本だと思って読むと良いと思いました。

ちなみに、フランスに受け入れられたポッキーは「ミカド」と言う名称で売られているそうです。これは同名の人気があるゲームで使う竹の棒がポッキーの形によく似ているからだそうです。

フランス以外、ドイツ、オランダ、ベルギー、イタリアなどで販売されているそうです。ヨーロッパ以外では、マレーシアやタイ、ベトナム、インドネシアなどでも人気があるそうです。

ただ、味の種類は日本に比べるとかなり少なく数種類だそうです。小分けにして若者でも購入できるようにしているそうです。

そのため、日本ではやりにくい学校でのサンプリングなどもしているそうです。

面白いですね。

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