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2016年 60冊目『SEは死滅する 技術者に未来はあるか編』
日経コンピュータ編集委員の木村岳史さんの本です。
IT業界の名物コラムニストです。
5年後には人月商売のITベンダー、SIerは存在価値がなくなると言うのがメインテーマです。
企業内のIT部門には技術者がおらず、ITベンダー、SIerに丸投げ。
ユーザー部門のカスタマイズニーズを全て受け入れ、大きなシステムを作る。
結果、システムはスパッゲッティ構造になり、エンハンスも大変という状況、これは、もう無理だと言う話です。
解決するには、企業内のIT部門が改革する。
事業部門側に第二IT部門を作る。
ITベンダー側も無駄なカスタマイズを止め、上から目線できちんと提案し、パッケージやクラウドを提案するべきなど、様々な解決策が書かれています。
ところどころに対談が入っているのも面白いです。
ガートナーの長谷島さん、知人の東急ハンズCIOの長谷川さん、情報サービス産業協会の横塚さんなどです。豪華ですね。
一気に読めます。
▼前回のブックレビューです。
▼新著『業績を最大化させる 現場が動くマネジメント』です。
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