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2018年 54冊目『「気遣い」のキホン』

日経新聞の書評にあったので手に取りました。

ANAの元CAで4500フライトの経験のある三上ナナエさんの本です。

新人CA向けの本としては秀逸です。

CAのコミュニケーションをベースに他職種、場面に展開しています。

こっちは、なるほどってことも多いですが、効果は限定的かもしれません。

ただ、、著者のお人柄なのか、とてもやさしい気分になる本です。

中身に関係なのですが、CAの世界ってマニュアル化されてないことが多いのかなって思いました。

私も接客を担当していたので、マニュアルにできないことが多いのはわかっています。

ただ、これはマニュアルにしておけよって話です。

例えば、新人研修があって、チームに配属されます。

その際に、配属先に研修官が配属する新人の名前を連絡するのが気遣いだとあります。

新人の席に名前付きで、歓迎コメントを書きたいそうです。

いやー、これは人事から連らくする話でしょう。

しかも、著者が連絡を忘れた際に、一言嫌味をいう先輩も登場します。

「マニュアルになっているわけじゃないから、いいけどね」

問題が起きたわけです。

しかも、この先輩のチームがやっている歓迎は、他チームもやったほうが良いと考えるのであれば、

標準化すればよいわけです。

人事から連絡して、他チームも歓迎コメントを作るようにすればよいと思うのです。

違うところで学びがありました。

▼前回のブックレビューです。


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