2017年 32冊目『「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか』
日経だか何かの書評に載っていて、どのように考えているのか興味を持ち手に取りました。
浅羽さんと編集者の対談形式の本です。
編集者の人の質問の仕方が感じ悪くて、読むのが嫌になる本でした。
ちなみに浅羽さんの書いているポイントは以下のようなものでした。
「日本の政治家は愚劣でバカでうそつき」だとすると、彼らに何を伝えたとしても「反省と改心」を期待する事は無理でしょう。
つまり、方針というか戦略が間違っている。
「今回の法律が通ると戦争が起きる」「軍靴の音がする」と毎回言うけれど、その法律が通った後に何も起きていない。
つまり、大袈裟な話をしている。
数人の逮捕者が出るとデモの参加者が減ってしまう。
これでは「愚劣な政治家」は怖いと思わない。
少し脅せば胡散霧消するとたかをくくれる。
つまり、実力が無いと何も変わらない。
行動する事に意味がある。
デモに参加もしない評論家に意味は無いと言うが、デモをすることが目的になっていないか。
つまり、デモに人数を動員すると政治家が動いて、問題解決するという因果は無い。
同じく、少しでも進化させるためには、自分たちの行動を振り返るべきだ。
つまり、振り返り問題点を明確にし、それを改善する事で進歩が起きる。
▼前回のブックレビューです。
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