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2024年 7冊目『さみしい夜にはペンを持て』


『嫌われる勇気』や『幸せになる勇気』を書いた古賀史健さんの新著です。

友人の毛利さんが薦めてくれました。

糸井重里さん、山口周さんが帯に推薦コメントを書いています。

人生を変えたいならば「書く=言葉にすること」なんだと気づく本です。

冒険絵本小説なので、子供(どうだろう小学校高学年くらい)で読めます。

そして、読むと良いかもです。

主人公はタコのタコジロー。

最悪だった毎日を救ったヤドカリのおじさんとの10日間について書かれています。

「思う」と「言う」には距離があって、誰にも言えない事を日記として残していく。

話したことは消せないけれど、書くのは消しゴムで消せる。

でも書いた時に(相手がこう望んでいるかも)と嘘が混じっている。

嘘があるので、文章が心から離れていく。

使う言葉を決めるのが早すぎるのがその理由。

細部を見つめて、あの時の自分に質問しながら書いてみる。

これらが最初の1,2章からの学びです。

これ以降は、ぜひ読んでみてください。

書いて自分と対話する

そして主語を他人に変えて読んでみる。

色々な事が学べる素敵な本です。

▼前回のブックレビューです。

▼新著『業績を最大化させる 現場が動くマネジメント』です。


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