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2016年 61冊目『投資は「きれいごと」で成功する あたたかい金融で日本一をとった鎌倉投信の非常識な投資のルール』
1週間のうちに身内、仲の良いSさん、研究者のNさんの3人から鎌倉投信の話を聞きました。
偶然に興味を持ち手に取りました。
著者の新井和宏さんさんは、数兆円の運用をする外資金融のファンドを担当していました。
金融工学を学び、年金など大手投資のプロの資産運用をしていました。
ところが、リーマンでその前提が崩れてしまいます。
その前から体調も壊していたので、まったく違う投信を立ち上げました。
それは、いい会社に投資する結2101と言う投信です。
手数料なし、管理費を1%、リターンは5%を目標に運用しています。
つまり、カスタマーには4%のリターンって事ですね。ローリスク、ローリターンの投信です。
しかも、預かり資金の3割は運用していないのです。
これは、良い会社に長期に投資をするための仕掛けなのです。
良い会社だと決めたら、株価の上下で売買しないのです。
1社当たり全体額の1.7%を超えないように運用する。
それだけがルールなのです。
では、どのような会社群に張るのか。
それは以下のような項目に該当する会社で、実際に足を運んで確認をするのです。
・人材の多様性
・感動サービス
・現場主義
・市場創造
・地域を大切に
・技術力
・オンリーワン
・経営理念
・グローバルニッチ
・モチベーション
・製販一貫体制
・社員を大切に
・変化し続ける力
・循環社会創造
どこに張っているのかも、同社のウェブサイトで確認できるのです。
とてもユニークですね。
張っている会社も、私が大好きな会社が数社ありました。
とても興味深いです。
▼前回のブックレビューです。
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