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2024年 65冊目『決戦株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8か月』

辞任されたCEOが挑んだ勝ち目の薄い戦いは、類例を見ない大逆転劇を生みました。

ドラマよりドラマティックなノンフィクションです。

LIXILグループは潮田家と伊奈家という創業家が、少数株主にも関わらず実質支配していました。

そこにプロ経営者として、その後辞任させられる瀬戸さんが経営をしていました。

業績もよく、素晴らしい事業計画を立て、従業員からも支持されていました。

ところが創業家の潮田洋一郎氏が、取締役会と瀬戸さんの両方に嘘を付き、辞任させたのです。

報酬委員会には、本人の意向だと伝え

瀬戸さんには、報酬委員会の意向だと伝え

たのです。

その後の取締役会でも辞任が認められます。

しかし、上記の嘘がバレ、瀬戸さんが反撃を開始するのです。

半沢直樹ばりに面白いですね。

▼前回のブックレビューです。

▼PIVOTに出演しました。よかったらご覧ください。  


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