2人のアンパンマンの話
ぼく、アンパンマン!
困った子供を助けて世の中を平和にするんだ!
ここはアンパンマン村、みんなのヒーローのアンパンマンが住んでいます。
ここに2人のアンパンマンがいました。
1人目はみんなからの人気者のアンパンマンAです。
A 「僕はアンパンマンA!困った子供を助けて世の中を平和にするんだ!」
子供「えーん、えーん」
A 「あっ!泣いている子がいる!行ってみよう!」
A 「どうしたの?」
子供「お父さんとお母さんがお仕事から帰ってくるのが遅くて、お腹がすいてつらいんだー」
A 「そうかー、じゃあ僕の顔をあげるよ、食べてごらん」
子供 もぐもぐもぐ
子供「あー、美味しかった!お腹もいっぱいになったよ!ありがとう!アンパンマンA!」
A 「みんなの笑顔が僕の力さ♪」
2人目はみんなからのちょっと敬遠されているアンパンマンBです。
B 「僕はアンパンマンB!困った子供を助けて世の中を平和にするんだ!」
子供「えーん、えーん」
B 「あっ!泣いている子がいる!行ってみよう!」
B 「どうしたの?」
子供「お父さんとお母さんがお仕事から帰ってくるのが遅くて、つらいんだー」
B 「そうかー、じゃあ僕の顔をあげるよ、食べてごらん」
子供 「えー?ご飯はさっき食べたよ」
B 「良いんだよ!僕の顔を食べたら笑顔で元気になるんだから!」
子供 もぐ。。。
子供 「お腹いっぱいだからやっぱり食べられないよ」
B 「良いから食べるんだよ!」
子供 もぐもぐ。。。
子供「食べたよ、おえっ」
B 「食べたら元気になるはずなのに、あんまり嬉しそうじゃないなー?どうしてだろう?」
2人のアンパンマンのやっている行為は一緒です、それなのに喜ばれるのと、喜ばれてない。
この違いは、分かりますよね。
『頼まれてもいないのに勧めている』
そんなん当たり前じゃんって思うかも知れません、でも結構やってるんですよね。
私はどんな人にでも売る魔法のセールスマンです!
こんなに良いものなんだからもっと広めたい!
あなたの考えは間違っている!だから教えてあげる!
凄い良い話聞いたんだー!俺の話を聞けー!
何で出来ないんだ!?俺の言う通りにやれば上手く行く!
こういう善意の押し売りする人をブラックアンパンマンと言うんだよ。
とカメ太郎さんが
Clubhouseで喋られていたので、そこから着想を得てこの話を書きました。
カメ太郎さん、素敵なお話しありがとうございました(^^♪
さて、ではこのアンパンマンB(ブラック)はこれからどうなっていくのでしょう?
続きは、続編希望の声があれば書きます(笑)
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