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出版クラファンと「Midjourney」と私。

あまりに久しぶりの更新で、交信です。自分がnote.のアカウントを持っていることを半ば忘れていました。

夜中、今話題の「Midjourney」を触ってみて大興奮してTwitterで投稿しようと思ったら「書ききれねぇな」と思い、note.の存在をやっと思い出しました。

「Midjourney」とは。
キーワードや文章を入力すると、AIが自動で絵を描いてくれる夢のようなサービスです。
無課金でも25枚までは書いてもらうことができ、課金すれば、もう無限と言ってもいいほどの枚数、書いてくれます。

気になる方はこちらのリンクからどうぞ。Midjourney
※ディスコードアカウントが必要です。

現在私、出版クラウドファンディングをしておりまして
その本のビジュアルを具現化したいなぁと思い、この「Midjourney」というサービスに頼ってみたわけです。

クラファン中の書籍のタイトルは、
『一般人、女。40年分の手紙を全て公開する本。』
今回、こちらを題材に、AIさんの力を借りてみました。

EXDUSの協力のもと、CAMPFIREでプロジェクト実施中です。
一般人、女。40年分の手紙を全て公開する本。
是非リンクのクリックを。

まず、シンプルにAIさんはこのタイトルをどう具現化するのか。
その結果はコチラ。

現代版アンネの日記味がある…。

「手紙」の部分をどう咀嚼したのか分からない……。ただ、そこはかとなく顔を覗かせる一般人感

ちなみに、現在公開している仮表紙(人間〈私〉が作った)がこちら。

目がチカチカする

なんだか、あまりにテンションが違いすぎる。

「そうね、あなたになんの概要も伝えていなかったわ、わたし」と反省し、
プロジェクトページにある下記概要欄に文をまるごとぶち込んでみた

概要文。
「私は現在40歳になる何者でもない一般人の女で生きてきた間に貰った手紙300通ほどを全て保管しておりま す。この放っておいたら何にもならない産物を、解説コラムを添えて全て公開します。可燃ごみが一つの作品になる光景を、一緒に面白がってください。」

その結果がこちら。

怖えぇ。


めっちゃ燃えとる。『可燃ごみが一つの作品に』の部分があまりに成分の大半を占めている。右下なんか、港湾工場地帯すら想像させる。

「間違っちゃいないがなんか違うんだよな…」

そう、わたしはこの本にかける思いを伝えていなかった。

というわけで、またもやプロジェクトページを開き、『このプロジェクトで実現したいこと』の部分を一部抜粋してAIさんに伝えた。

私は40年生きてきた中で、様々な人と交わした手書きの手紙を全て保管しています。 保管していた動機は何もありません。

でも今、思うのです。どこの誰かも知らない人間(私)の人生分の手紙、それはもう財産なのではないかと。 この手紙群が、誰かから見て面白いのなら、公開したい。説明したい。その手紙を交わした背景を伝えたい。

どんな動機でもどんな感想でも構わない。



著名人や特異な環境にあった人、戦争体験者の手紙をまとめた本はたくさんあります。もちろん学びがあります。

では何の学びもないどこの誰とも知らない人間の40年分の手紙は? 私はそこに学びはないと思います。 しかし今何者でもない匿名の私のそれには、生々しいリアルがあります。そこに需要があると信じています。

キラキラセレブ女子のInstagramをみて、Twitterの自虐底辺ツイートを読み漁る。でもそれらとも違う、隠しようのない、人に見られる衒いのない生の文章があるのです。一人の人間の幼少期から思春期、教室で回される退屈の産物でしかないもの、歴代元カレからの手紙、全部あります。

今回出版を目指すこの本は、文学界の人、有名人、何かを成し遂げた人、偉人達、そのすべての人が書くことができないのです。その人たちには、もうどんな人となりの何者なのか、という前情報があります。

だから何者でもない私の匿名性が財産に思えるのです。なるかどうかは別として、何者かになってからでは遅いのです。

匿名の40歳の人間が人生分の手紙を所持していて、さらにその匿名の人物が文章を書く能力を持っており、すべてのバックボーンを記憶している。

こんな偶然、見つかりますか?

だから、今匿名性という最弱の武器を持った私とこの本を見逃さないで欲しいのです。

さらに言えば、この書籍企画は、このプロジェクトでしかできない、という必然性があります。 出版社にこの企画を持ち込もうと思っても、まず何のジャンルかも判別できず、どこに行けばいいのか分かりません。 この企画自体、物語の魅力や創造性、専門知識、情報性、という一般書籍に求められるものから発生していません。ただ、人々がわざわざ求めるわけではないが、なぜか興味を持ってしまう、といういままであまりジャンル化されていない位置にあります。

ですので、私の提示するこの本は、このプロジェクトでしか世の中に発表しえないと思います。



全ての普通の人が共有できる、自分なりの遊び方で体験できる道具としての『本』を、この世界に生み出したいのです。

長い長い長い!!
しかし、受け取ってくれ!AIちゃん!!!!

その結果がこちら。

政府の黒塗り文書より黒い

思考停止しちゃった。

ごめん、私が悪かった。小うるさく発注しすぎた。まだこの世に産まれたてのあなたに負担掛け過ぎたよ……。

結局、シンプルに好きなものを伝えてみる。

人間のコミュニケーションもそうだよね、好きって大事だよね。みんな、好きな人に好きって言おうね。

というわけで、この本に纏わる言葉と好きなものを伝えてみた。

後半、にじみ出る煩悩

絶対こんな人間の浅ましい発注、受け入れられんやろ。

でもね、ものは試しよ。

で、できあがった画像が、こちら。

好(ハオ)

「やだーーーん、スキー―――――!!!!!」

好きだよAIちゃん、そうだよこういうの求めてたのよ、動物成分見当たないけど 愛してる!!!!

本の概要が伝わるかは別として、とっても好きな絵を描いてくれました。

こんなビジュアルをイメージした本に興味がある方は、是非こちらのページを目かっぴらいて見ていってね!

EXODUS Powered by CAMPFIRE
『一般人、女。40年分の手紙を全て公開する本。』中野ようす 著


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