「努力している」と認識している間は成功できない
努力はいいことです。
表面上すごくきれいに聞こえます。
私自身、
偏差値75の高校に入る
その高校からプロ野球選手になる
リクルートやSMSなどの大手企業で表彰を受ける
など、表面上の実績を見た方からはよく「努力してて偉いね」と言われます。
ですが、“努力している”と自分自身で認識したことは今まで全くと言っていいほどないです。
目的・目標に対して必要なことをやっていただけです。
結果的にそれを“努力”と呼ぶかもしれませんが、それは後付けで名前を授けただけであり、努力ありきで成功している方を見たことはほどんどありません。
例えば、街中でめちゃくちゃトイレに行きたい時に、わざわざ「トイレを探す努力をしよう」とか「トイレまで走る努力をしよう」なんて思わないわけです。
ただただ『尿を出す』という目的に無我夢中になっているわけです。
トイレから出てきた時に、「うわー、めちゃくちゃ走ったわ~」などと言うことはありますが、頑張って走ったことなんて後付けでしかないのです。
また、著名人がよく「1%の才能と99%の努力」などと言ったりしますが、それを真に受けて「よし!努力しよう!」などと思ってしまうと弱いです。
年始に『今年は〇〇するぞ!』と、日付が変わっただけにも関わらず、あたかも生まれ変わったかのような発言をする人がいますが、基本的に目先の行動ありきのものは続きませんし、その先の成功の可能性も低いでしょう。
ここまで読んでいただいた方はお気づきかと思いますが、要は、手段を頑張るのではなく、『目的』を持ち、そのために必要なことをしましょうという話です。
ですが、5年後10年後の目標なんて大層なものは必要ないと思います(長期目標があることが悪いと言っているわけではありません)
『毎日30分走ろう』ではなく『夏までに痩せて恋人を作ろう』でいいです。
そして、その目標を常に意識できる環境を作り、自分を騙すようにそれはマストなものなんだと思い込む。
そうすることで、「走っている私は努力している」という認識から「走るのは最低限必要なこと」という認識に変わり、気づけば恋人ができているでしょう。
私も今まで、行動ありきで「〇〇を頑張るぞ!」などと意気込んでは続かず、結果的に何も残らないという経験を多くしてきました。
なので最近は、思い付きで何かを頑張ろうと思った時でも、“それを頑張るための目的”を無理やりにでもひねり出し、継続できるように意識しています。
人間は基本的に弱いです。
その中で、行動に移しなおかつ続けた人が勝つというルールが存在しているのも確かです(自戒の念を込めてw)
努力を否定するわけではなく、その先の成功をつかむためにも認識を少しずつ変えていきましょう。
おわり。
他にも、仕事や生きるうえで役立つ考え方に関する記事を書いています。
ご興味のある方はどうぞ。
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