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2023/04買ってよかったもの | 地続きを愉しむ。

スギ花粉の飛散が止み、ヒノキ花粉がバトンを受け取った。
春もそろそろ折り返し地点に差し掛かってくる。
花粉症患者は春という季節の進行具合に敏感だ。

個人的には今年も新生活感はなく、地続きの日々を過ごした。
それでもこの季節特有の高揚感のある気分は楽しめた。

昼休みに少し近所を散歩したり、缶ビール片手に夜風に当たったり、ランニングコースを開拓したりして過ごした。
以前より自然に触れる時間が増えたし、自然が好きになった気がする。

そんな4月の買ってよかったものは、家で使うものが2つで外で使うものが3つというバランスになった。
外と言ってもそのうち2つはランニング関連だが、懲りずに紹介していきたい。

第5位

クリタック | クリシャワースイングDX

もともと同社の浄水機能付きのシャワー蛇口を使っていたが、BRITAの浄水ポットを導入済みのため浄水機能のないものに買い替えた。

機能的な過不足がなく、地味な便利さを日々提供してくれている。

標準装備の蛇口だと可動域という概念がなくただ水を下に落とす機能しかないが、これに換装することでシンク内の各方向へ自在に放水方向を変えられるようになる。

約20%の節水機能があるのもありがたい。
節約というだけでなく、水の勢いが強過ぎてシンクがびしょびしょになることも防いでくれている。

ほんと、地味~に便利。

第4位

BLACKCUBE | 充電式キャップライト

いつも動画を見ているランチューバー・ランニング食堂さんとけん玉ランナーさんが以前紹介していたヘッドライトを購入した。

ランチューバー、走り始めて間もない頃はいろいろと見漁っていたけど最近はこのお二方の動画がメインで他はあまり観ていない。

そんなお二人が同じものを動画で紹介しており(時期は全然違う)、ニーズと合致したので購入した。

このヘッドライトの一番の特徴はキャップのツバに挟むクリップが付いていること。

このクリップを挟むことで、ライトを装着するためのヘッドバンドなんかは要らなくなる。
キャップは寝癖を直すのが面倒なので常々使っているし、洗い物がキャップ以外に増えないことが気に入り購入に至った。

使い心地は想定していた通り。ジャストフィット。
夜の川沿い等、暗くて危険な場所で重宝している。
夜のランニングでは自転車の無灯火運転にもよく遭遇するが、これのおかげで自身の存在を知らせることで事故を防げている。
歩行者にも後ろから近づいていることを光で知らせられるので、びっくりさせることなく追い抜くことができることもありがたい。

本体の軽さからは想像できないほど充電もよく保つのでストレスはほとんどない。
キャップは被らないけどランニングコースの一部に暗い場所を通る。といったケースにも重宝している。
前述の通り軽量なので、ランパンに入れておいて必要な際に手で持って明かりを照らすという使い方も出来る。

先日はライトの軌道を見て腕をまっすぐ振れているか、という観点で練習をした。一石二鳥。

夜のランニングの用心棒として是非。

第3位

Arc'teryx | Maka(Used)

手頃なバッグが欲しくて探していたが、なかなかグッとくるものに出会えていなかった。
ふらっと入った近場のリサイクルショップで見つけて迷わず購入。

大好きなオレンジ色、A4が入らないくらいの小ぶりサイズ、スマホとキーケースのプラスアルファはなんとかいけるくらい。

収納が豊富なアクセサリーといった感覚で使えて便利。


期待していなかったがマチがあるので収納力は意外とある。文藝本も詰めれば入る。詰めれば。

これといった荷物はないけど、手ぶらは心許ないときなんかに重宝している。
Used品なのでガシガシ使えるのは却って良い。
オレンジの発色が強すぎず、自然に馴染むこともポイント。

3000円で良いものを買えて嬉しい。

そのうちカバンの中身記事も上げたいところ。

第2位

milestone  | original cap(MSC-017)グレー×オレンジ

milestoneという、ヘッドライトメーカーのトレランキャップ。

SNS等でもよく見掛ける、大定番シリーズ。
といいつつマイナーチェンジは施されているようで、アップデートされている。
このモデルは2022年6月発売となり、執筆時点では最新モデル。

トレラン用品はお洒落だけど色使いが難しいものが多いけど、グレー×オレンジのものなら自分の手持ちアイテムとも合わせやすそうなので購入。

とても軽く、被り心地は文句なし。
デザインも可愛いので色違いでもう一つ欲しいくらいだ。

帽子のツバ先の縫い目部分にワイヤーが入っており、自在に折り曲げることができるのも嬉しい。
アクセントとなるツバ裏のオレンジ面積の露出度を調整できる。


4/1に参加したTHE FIRST TRAILというトレイルイベントでの写真。好きなオレンジをアクセントにして春の山を楽しんだ。

このツバの柔らかさが気に入っていて、出来心でツバをついつい折り返してしまう。
まあお洒落ってことで。

第1位

SPIEGELAU(シュピゲラウ) |クラフトビールグラス(IPA)

大学生の頃からいつか買おう、と決めていたビアグラスをようやく購入した。
実に10年越し。念願の買い物だ。

大学の卒業論文で日本のビール業界をテーマにするくらいにはビール党な私。
普段はサッポロ黒ラベルと同じくサッポロ麦とホップ(黒)を愛飲しているが、出掛けた先の酒屋で目が合ったクラフトビールを買って帰る趣味がある。

週に1本はこういったクラフトビールを飲むため、利用機会がそれなりにあるということで、クラフトビール用のグラスを購入した。

通常は2組セットでの販売だが、1つだけ欲しかったので楽天で購入した。
2,000円弱と決して高価な物ではないが、グラスへ投資出来るようになったのは少々大人になったことを実感する。

クラフトビールを購入する際はIPAもしくはスタウトが多いため、IPA用をチョイス。

このグラスを買ったことによる驚きとしては、グラスが変わるだけで泡立ち・泡持ち・ホップの華やかな香りが感じやすくなったことが上げられる。
薄はりの飲み口で、口当たりもとてもいい。
缶を開けてそのまま飲むのも乙かもしれないが、せっかく意匠を凝らされたビールを飲むのであればこのグラスを積極的に登用していきたい。

同じビールでもプレミアム感が段違い。
雑に飲むことがなくなり一口ずつ味わって飲むようになるため、結果的に一本での満足度が向上する。
惰性で常飲している2本目の缶に手を伸ばす頻度が減ったので結果的に身体にも財布にも優しい買い物になったのかもしれない。


スタウトもこれで飲んでいるが、口当たりの良さと泡のキレが増して美味しい。

早く買っておけばよかったというよりは、今このタイミングで買ってよかったという感想が素直に出てくる。
今だから分かるようになった良さだと思う。
新卒のときの自分がこれを使っても今ほどありがたさを享受できなかっただろう。

スタウト用のグラスも、下部のつくりが少々違うだけで上部は同じフォルムなのでスタウトもこれで飲んでいる。
違いが分かるようになったらスタウト用のグラスも揃えたい。

終わりに。

今回も自分らしい買い物が出来たと思う。
5月は12ヶ月の中で2,3番目に好きな季節なので存分に楽しんでいきたい。

一日一日を噛み締めて、やることをやってコツコツ積み上げながら過ごしていく。
その先が見たいだけなんだ。

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