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{日記} 愛憎 {7/21}


人間のことが憎いのに、それでも人間が生み出したものを愛しているから憎みきれない。わたしが好きなもの、ときめくものはどこかにいる人間が作ったもの。
これがつらい。つらいなあ。「好き」と「憎い」は確かに共存するなと思う。

社会にいる人間を信じていないのに、接客業しかやったことがないのは何故だろう。自分でも不思議だ。人と関わることが怖いけど、全く関わらないことの方がもっと怖いのだろうか、わたしは。

いつまで経っても他人と関わる時に怯えている。不快な気持ちにさせてないか、「普通じゃない」と思われないか。そんなくだらないことが頭の中を駆け巡って、上手く話せない。変に笑って、ヘコヘコして、そっちの方が絶対変になってるのに。

詮索もされたくない。わたしの好きなもの、考えてること、こころの深いところはわたしが話したいと思った人だけに話したい。わたしは、社会という空間で「可もなく不可もない」人間になりたいのに、そういう回答を考えてるうちに変な間が生まれて、結局変な風に目立っちゃって家に帰って反省して。
ていうか、「変に目立ってる」って気にしてるのも自分だけかも。相手はなんとも思ってないかもと思ってまた悔しくなって。そんな毎日。

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