【生徒のつぶやき】2022年4月30日

「落ち込んだときの改善方法は何かありますか?」

【代表より】
受験生になると悩みは尽きないものです。「あのとき、もっとああしていれば」という後悔に始まり、「自分は何で何もできないんだろう」と極論めいたことまで思ってしまう人もいるかもしれません。悩むな、落ち込むな、とは言いません。悩む、落ち込むというのは、人間、とりわけ若者の特権です。

とは言え、悩んでばかりいては先に進めませんし、何とか歩みを進めなければ人間的に成長もできません。そこで、落ち込んだときの改善法をいくつか紹介します。

一番効果的なのは、落ち込んだ原因となることを紙に書いたり、誰かに話したりすることです。落ち込んだ原因を文字や言葉にしたり、誰かに伝えたりすることで、悪いものを吐き出してしまいましょう。特に文字に書いてリストアップするのはオススメです。自分のダメなところをたくさん書こうとしても、やってみると案外書けないものです。「あれ、自分って意外とダメじゃなかったかも」と思えますよ。もちろんたくさん挙がる場合もあるかもしれませんが、それを読み返してみると、意外とささいなことで落ち込んでいることにも気づけることも多々あります。それでもだめなら身近な人に打ち明けてみましょう。2人寄れば、楽しいことは2人分、辛いことは半分です。

また、日ごろからできることは、うまくできたことなどをノートに記録しておくことです。「自分でできた!!」と思えるようなことを記録して、「良いこと」を貯金しておきましょう。当教室では3年生になると交換日記を行いますが、これは「良いこと」の貯金に他なりません。落ち込んだときに読み返してみましょう。

そしてやっぱり一番は、明るい場所に行って、日光を浴びること。そして夜はお風呂に入って、早く寝ることです。意図的にリラックスできる状態を創り出しましょう。自分の居心地の良さをキープするための労は惜しんではいけません。身の回りの整理・整頓から始めて、自分の周辺を快適なものにしてみてください。

朝起きたらカーテンと窓を開けて、深呼吸を5回。これだけでもまた頑張れるきっかけになると思いますよ。

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