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誰かと戦わなくて済む、レッドオーシャンの泳ぎ方

こんにちワイワイ!中野あすかです。


私のnoteを読んでくれているの中には、対人支援や相談業で本格的にお仕事をしていきたい人、もしくはすでにお仕事をされている人も多いと思います。


正直なところ、今やネット上には、相談したい人よりも相談されたい人の方が多いですよね。私自身もこの業界に足を踏み込んだ時、「なにこのレッドオーシャンっぷりは。泣いちゃう。血の海とはこのことか。」と思いました。


今日は、この業界がそんなレッドオーシャンと知りながら、それでも”対話”をどうしても仕事にしたいのよ。と思ってしまったあなたへお送りしたいnoteを書きたいと思います。

「誰かと戦わなくて済む、レッドオーシャンの泳ぎ方」を、是非知ってもらいたいのです。



ビジネス難易度が想像よりも高いこの世界


企業戦士時代にビジネス設計をそれなりにやってきた私ですが、やっぱり対人支援業・相談業というものはビジネス難易度がかなり高いものだと思っています。

だから、この仕事でフリーランスとしてご飯食べていくぞという道を選んだ自分自身のことも、かなりチャレンジャーだと思っています。


理由としては、


・「どうしても必要なサービス」になりづらい

・カウンセリングもコーチングも、クッソ良いものだけど価値が伝わりにくい(体感しないと分からないものがある)
=お客様が「自分が受け取る利益」を想像しにくい

・日本では「相談にお金を払う」という文化醸成がない


ということが挙げられます。


生命活動を維持するにあたっての必要なサービスではないから「買わなきゃいけないもの」にはまずならないし、「買ったら(セッションを受けたら)どうなるのか?」というものがそもそもお客様の中でイメージしづらいんですよね。


例えば、同じように無形のサービスとなるパーソナルトレーニングであれば、トレーニングを受けたら「自分の理想の身体に近づく」という視覚的イメージが想像できますし、マッサージなんかも「サービスを受け終わった後の解放感」みたいなものが五感から想像がつきます。


一方、カウンセリングやコーチングは心や感情を扱う商品になるので、受け取り方が三者三様すぎて、結局「受けなきゃ分からん」な商品になりがちなんですよね。そりゃ売り出し方を考えるのは難しい訳で。



プラスして、「お金を払って相談をする」という行為自体が、まだまだ日本ではかなりのハードルがある状況です。私自身も、自分個人のことをお金を出して相談するという経験は、27歳が初めてだったんですよね。コトリーでカウンセリングを受けた時が初めての経験でした。


これでも、かなり早い年齢かと思います。しかも、多分あの時は鬱が再発しかけていて、ほとんど限界に近い状態でした。(そうゆう意味では、「生命活動を維持するにあたっての必要なサービス」だったのかもしれないのですが、、、。)


アメリカではカウンセリングやコーチングは日本で言う歯医者行くレベルの敷居らしく、文化的な羨ましさはやはり感じてしまいます。

「お金を払ってプロに相談することは普通だぜ!」っていうカルチャー、日本にはまだそんなにないですもんね。



、、と色々考えても、対人支援業ってプレイヤーがめちゃくちゃいるレッドオーシャンな上に、上記のようにめちゃくちゃビジネス難易度が高い仕事で、私たちの知らない間にこの道での独立を諦めざるを得なかった人がきっと沢山いるんじゃないかなと思います。

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でも、やっぱりカウンセリングもコーチングも、良いものなんだよ。


でも。

私にとってはやっぱりカウンセリングもコーチングも人生を最高にするためにやっぱり必要なもので、何が良いのか?を言葉にするのが難しいくらい、本当に自分が救われたサービスなんです。


初めて受けたカウンセリングは、ITのスタートアップでごりごり働いて心を擦り減らしていた私が、あれれ?これ私このままで人生大丈夫そ?って思えたきっかけになったし、今受けているコーチングも「幸せについて本気出して考えてみる」という初めての体験をすることが出来ています。


泣きべそかきながら「幸せになりたい」と私が言うなんて想像できなかった。人に話すことでこんなに楽になれるなんて知らなかった。感情に蓋をしなくていい安心安全な場を、お金さえ払えばつくれるなんて知らなかった。



こんなすごい仕事あるんだ、って思いました。


『対話』ってすごくない?ヤバくない?って思いました。


どんだけ価値あるのよ?って、未だに思ってます。



私が今、商品設計のコンサルティングを提供しているのは、カウンセリングやコーチングといった『対話』の素晴らしさを身をもって知ってしまったからこそ、「どうしたらこの価値が伝わるのか」というところにチャレンジしたいからかもしれません。


どう考えても良いものなのに売りにくい、というこの構造。

意を決して私は、この荒波のレッドオーシャンを泳ぐことを決めました。そして、『この真っ赤で高い波に挑戦せざるを得ないくらいに”対話”の価値を知ってしまった人たち』を絶対応援したい、と思いました。


今日は、そんなレッドオーシャンを泳ぐと決めた中で救われた考え方のひとつを、紹介します。



「あなたのカウンセリング」「あなたのコーチング」を売ろう


カウンセラーもコーチもキャリコンもコンサルもこれだけ世の中にいる中で、まっとうに競合と戦おうとすると結局最後は価格競争になってしまいます。


買い手側からしたら、どれも大差がないのであれば安ければ安い方がいいです。

この世界は、私よりも技術やスキルがありそうな方ですら無料セッションを提供している世界です。真っ向勝負でいけば、そんなの絶対勝てません。


でもそれは、私たちが「カウンセリング」や「コーチング」や「コンサル」を売ろうとしているからだったんですよね。

ココが大きな勘違いだった訳で。


本当に売るべきは「あなたのカウンセリング」「あなたのコーチング」「あなたのコンサル」なんです。YO!



今私が売っているのは、「中野あすかのコーチング」であり「中野あすかのコンサル」です。

単にコーチングが必要な人、コンサルが必要な人に売っている訳じゃない。「中野さんがいい」って言ってくれる人だけが買ってくれるように商品を設計しています。


屁理屈ですが、「中野あすかのコーチング」も「中野あすかのコンサル」も、私にしか提供できません。

簡単に唯一無二になりえるんです。お問い合わせいただくお客様も「中野あすかのファンになってしまいました・・!」といってくださる方がほとんど。本当にありがたい。



もちろん「中野あすかの対話」は私にしか売れないので、私が好きな値段をつけることができます。代理店もありません。

「中野あすかの対話」は私にしか企画できないので、「コーチングとはこうゆうものだ」「コンサルとはこうゆうものだ」を跳ね返します。ぺしっとね。


そんなんセコイやん、って思われるかもしれないですが、ド級の繊細で人見知りで押し売りが嫌いな私にとっては、誰かと戦わなくて済むというこの考え方は本当に救いでした。



誰かと比べなくていいんだ。
私から買いたいっていってくれる人に、私がつけた値段で売っていいんだ。

もう、集客サイトの価格競争で消耗しなくていいんだ。
DMを送るとか送らないとかで悩まなくていいんだ。
いいね周りなんてしなくていいんだ。


初めましてのお打ち合わせで、お客さんがもう私のことを好きでいてくれているんだ。


これを知った時、涙がポロポロ出てきました。

個人でビジネスをやっていくことが、やっと怖くなくなったのです。




「私」を知ってもらうために


「中野あすかのコーチング」「中野あすかのコンサル」を、中野あすかから買いたいと言ってくれる人を見つけるために、私が全力をかけてやっていることがあります。


それは、このnoteも含めた発信活動です。


発信で私自身をこれでもか!と見せていって、「中野あすかから買いたい」と言ってくれる人を見つけてもらいます。

こちらから「買ってください」というセールス活動はせず、お客さんに買いたいと思っていただく、最高に理想なかたちをつくっています。


私は、私のことをよく知らない初対面の方にセールスをかけて断られて自分の心をポキポキ折る活動よりも、「中野さん(と中野さんの商品)に興味がめちゃくちゃあります」という状態で来てもらうお客さんとお話をしたいんですよね。


今までに商談をさせてもらった方の中には、もちろん成約に繋がらなかった方もいます。

それでも、「それでも中野さんのファンなことは変わらないんです」と言っていただくことが多いんです。なんて嬉しいことなのでしょうか。



これは、ただホームページを置いておいたり、お金をかけて広告をゴリゴリ打ち出すことでは出来なかったことだと思っています。

やっぱり、発信の量もあったし、質もあったし、熱量もあったからなんですよね。


自分がどんな人で、どんな想いでいて、どんなバックグラウンドがあって、ということを伝える発信は、相当に自分自身と向き合う過程が発生します。

書きながら号泣したり、辛くなったり、パソコンを閉じたくなることも何回もありました。


ありがたいことに今でもたくさん読まれているこの記事は、相当泣きながら書きました。


でも、

スタートアップ時代の横文字ばかり使ってた必死にカッコつけてた自分じゃなくて、等身大の自分で生きたい。

そして、クライアントさんにも等身大の自分でビジネスをつくって本当の意味で幸せになってほしい。

と思うから、いつもnoteを書けるんだと思います。




他人を気にしなくていいビジネスを


この考え方を知ってから、私のビジネスは他のコーチ・コンサルと比較をすることがなくなりました。


なので、「競合」「同業者」と自分を比較してしまう人にほど、あなたのことをたくさん発信して、自己開示してほしいんです。


自己開示の発信が多ければ多いほど、あなたじゃなきゃダメな理由をお客さんが勝手に見つけてきてくれます。

私は、自分の繊細さや臆病さ、過去の失敗、家族関係、仕事への価値観など、ビジネスのノウハウ以外のことも本当に本当にたくさん発信してきました。

それは、私の強みも弱みも見せた上で、「中野さんとなら一緒に頑張れる気がする」と思ってもらいたいからです。



正直、私より優秀で頭の切れるコンサルなんてたくさんいます。私より実績もスキルもあるコーチも山ほどいます。

対人支援業も相談業もレッドオーシャンなのは変わりはありません。


だけど、どんなにすごい人でも「中野あすかとの関わり」を売ることはできません。私にしか売れない、専売特許なのです。

コンサル界もコーチング界もレッドオーシャンだけど、「中野あすか界」は透き通るブルーオーシャンです。そして、完全貸し切りのプライベートビーチです。


「誰かと戦わなくて済む、レッドオーシャンの泳ぎ方」は、実は透き通る青い海が輝くプライベートビーチに繋がっています。



もしあなたがしんどい想いをしているのなら、ぜひ私のnoteをたくさん読んでほしいです。

私の絶望も、そこから立ち上がった話もいっぱい書いています。

一人で頑張ろうとしないでね。大丈夫だからね。



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