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【雑穀ちょい足しレシピ】お酒がすすむ!キヌアとキャベツのアンチョビ炒め

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数年前からスーパーフードとして注目を集めている「キヌア」は、一度は食べたことがあるという人も多いのではないでしょうか。

キヌアがなぜ注目されているのかというと、カロリー(エネルギー量)は白米と同じくらいなのに、栄養価が高いという点です。特に、注目したいのがたんぱく質。アミノ酸スコアは85。(アミノ酸スコアは、たんぱく質の質を評価するもので、100に近ければ近いほど質のよいたんぱく質といえます。)
その他にも、人間にとって必要な栄養素がまんべんなく入っていることから注目されています。

プチプチとした食感で、ご飯に混ぜてもあまり目立ちません。少々独特な香りがするので(植物っぽい香り)、苦手な方はサラダやスープに混ぜたり、おかずとして食べるほうがおすすめです。

そして、もうひとつキヌアのいいところがあります。それは、火が通りやすいこと。雑穀には様々な種類がありますが、火が通りにくいものも多く、しっかりと水に浸してからではないと調理に向かないものもあり、その点が少々めんどくさく感じるところです。ですが、キヌアは小粒で火が通りやすいため、実は調理が手軽。

今回は、そんなキヌアを「炒って」使う食べ方をご紹介します。

おつまみにピッタリのアンチョビキャベツに、炒ったキヌアをトッピング。ワインがとっても進む味つけです。


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■キヌアとキャベツのアンチョビ炒め

【材料】2人分
キャベツ……1/4個(250gくらい)
アンチョビ……4切れ(20gくらい)
キヌア……大さじ1
オリーブオイル……小さじ1
おろしにんにく……小さじ1
塩……少々
ブラックペッパー……少々
鷹の爪……少々

【作り方】
1.フライパンにキヌアを入れ、弱火でプチプチとはじけるまで、フライパンをゆすりながら炒る。全体がほんのり茶色くなったら、一度取り出す。

2.キャベツをざく切りにする。

3.フライパンにオリーブオイルを入れ、アンチョビをつぶしながら炒める。アンチョビがほぐれてきたら、にんにくと鷹の爪を加える。

4.キャベツを加えしんなりとするまで炒める。

5.炒ったキヌアを加え、全体に混ぜたら、塩、ブラックペッパーで味をととのえる。

【ポイント】
・キヌアはゴマを炒る要領で、弱火でゆっくりと炒ります。強火にすると焦げるので、弱火でじっくりやりましょう。
・アンチョビとにんにくも焦げやすいので、注意しながら手早く炒めます。


雑穀といえば、ご飯に混ぜて炊く という方法が一般的ですが、他にも茹でたり、炒ったり、蒸したり、揚げたり・・・様々な調理方法で食べることができます。調理法を変えるだけで、食感も変化するので、楽しく食べることができますよ。

ご飯に混ぜて食べるのはちょっとニガテ・・・
という方は、ぜひおかずに混ぜて食べることで、美味しさを感じつつ、全体の栄養価をほんのちょっと底上げしてみてくださいね。
ちりも積もれば山となる。日々のちょっとした積み重ねで、カラダに嬉しい変化が起きますよ。

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