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2020年のWeb仕事まとめ(随時更新予定)

今年も絶賛食えてません。仕事ください。死ぬ。

▼2020年9月

アンジュルムに続く「なぜ俺に発注が?」シリーズ第2弾、つばきファクトリーのインタビュー&撮影を担当。あまり実のある話にならず、インタビュアーとしての力量不足を痛感した取材になりました。

EXITさんにアニメ「モンスター娘のお医者さん」の魅力を語ってもらうとかいう謎すぎる企画でインタビューを担当。いよいよ音楽のおの字も出てこない案件までやるようになってしまいました。一応カテゴリー的には音楽ライターの端くれのつもりでいるんですけど、編集に言わせると「アニメ好きでお笑いの話もそこそこできるライター」がぼく以外誰も思いつかなかったらしい。プロ野球とJリーグの話もそこそこできるので、変な組み合わせ案件はぜひぼくをご指名ください。仕事欲しい。

一般の10代から作詞を公募するバンナムアーツの企画に合わせて、同企画で作曲を担当する佐伯youthKさんに“作詞のヒント”みたいなことを伺うインタビューをさせてもらいました。結果的に作詞入門講座みたいな内容になっていて、すごく面白いと思うので全人類に読んでもらいたい。「そんなとこまで教えてくれるんだ?」みたいな。

MONO NO AWAREさんに5曲選んでいただきました。この取材自体は完全にたまたまご依頼いただいたんですけど、個人的にめっちゃ好きなバンドだったのでうれしい偶然でした。余計なことを聞きすぎて時間が足りなかった(もちろん余計なことに過ぎないので、記事を作る上では十分な時間が与えられていたのは言うまでもない)。こういう企画もいいんだけど、普通に作品のことだけを聞くインタビューもどっかでできたらいいなあ。

アンジュルムの竹内リーダー&佐々木莉佳子さんのインタビュー、原稿執筆、写真撮影を担当。正直ハロー!プロジェクトはほぼ通らずに生きてきたので、ぼくがこの仕事を請けるのは各所に対して失礼に当たるのではないかと最初は怯んだものの、編集部からも記事を読んでくれたファンの皆さんからも好意的な反応をいただけたのでホッとしてます。取材はめっちゃ楽しかったし、やってよかった。

いつもの5曲企画で、今回は早見沙織さんに選曲いただきました。いわゆる“声優アーティスト”と呼ばれる人たちの中ではかなり異彩を放っていて、リリースする音源が完全にミュージシャンの作品にしか聴こえない。「声優さんが歌もやってますよ」感がゼロなのが異常だなとずっと思っていたので、そのあたりのお話もしてもらっています。

▼2020年8月

アニソン史的には隠れた名曲と言っていい「おジャ魔女カーニバル!!」について、音楽的な構造解説と歴史的意義についての考察を依頼されて書きました。

恒例の5曲企画でchelmicoのお2人にお話を伺いました。ラップ曲を全然選んでこなかったりヒップホップに執着してない感じがすごく軽やかで、めちゃくちゃラップスキル高いのに「ラップというくくりで見てほしくない」って言える痛快さもめっちゃいいなと思ってます。「DA.YO.NE」ばりのメガヒットを飛ばして“令和のEAST END×YURI”くらいの立ち位置を確立してほしい。

EXILE / FANTASTICSのパフォーマー・世界さんにアニメ「炎炎ノ消防隊」を語ってもらう企画でインタビューを担当。不勉強ながらLDHなんていうスタイリッシュの権化みたいな集団の中にここまでガチなアニオタ兄さんがいるとは知らなかったし、体育会系で礼儀正しくハキハキしゃべる人たちっていうイメージに反して世界さんはどちらかというとボソボソしゃべる系の人見知りっぽい感じの人だったのですごく話しやすかったし好感しか持てなかった。非常に楽しい取材でした。

おなじみの5曲企画で、名古屋発のバカテクインストバンド・egoistic 4 leavesさんにインタビュー。理詰め&手数で勝負みたいな音楽をやっているわりに選曲はセンス一発みたいな曲が多くて面白かったです。怖い人たちだったら怖いなーと思ってたんだけど普通に気のいいバンドマンたちで話しやすかった。

アニメ映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の地上波初放送に合わせて、同作の音楽について解説してくれ的なオーダーで書きました。

▼2020年7月

他人がやったインタビューを原稿にまとめるという人生初の作業に加え、写真撮影を兼任。よって「文・撮影」とかいうあんまり見たことない感じのクレジットになっている(むしろ「取材・文・撮影」のほうがまだある)。

雨宮天さんが公式YouTubeチャンネルにて公開した「奏」カバー動画についての見どころ解説と、シンガー雨宮天の魅力についてざっくりまとめてほしいというオーダーで書いたコラムです。

▼2020年6月

いつもの5曲企画で、若手ひねくれギターポップバンド・Laura day romanceさんにお話を聞きました。「ローラの曲はディミニッシュの使い方がアホでいいよね」的なことを言ったらすごく喜んでもらえたのでうれしかったです。

イヤホンズのデビュー曲「耳の中へ」と、新録リアレンジバージョン「耳の中へ!!!」の比較分析を依頼されて書いたコラム。なるべく気持ち悪い内容になるよう心がけました。

岡田拓郎さん(ex. 森は生きている)、duennさんともに音楽の知識が深くて、お話してて楽しかったし勉強にもなりました。「音楽として“おいしい”ところだけを曲にする」っていう発想は新鮮だったし、取材現場で「プロ野球ニュースの『今日のホームラン』みたいな発想ですね」っていう喩えが思い浮かばなかったことだけが悔やまれる。

声優さんのナレーション活動に焦点を当てた事例紹介記事で、近年まれに見るふわっとした内容。一応オーダー通りに書けてるとは思うんだけど、「で?」感がすごい。

▼2020年5月

いつものプレイリスト企画。ぼくにとって初のリモート取材で、なおかつ相手が日本語ネイティブじゃないと聞いていたので若干不安だったけど、言葉は全然問題なかったし考え方もしっかりしてて非常に楽しい取材でした。超売れてほしい。

新譜レビューというよりはこれまでの歌手活動を振り返りつつ魅力を解説してほしいというオーダーで書いたコラムです。

▼2020年4月

自粛期間における声優さんたちの自主制作朗読コンテンツ紹介記事。社会的意義ではなく、技術的な側面にスポットを当てるとかいう能天気な切り口で書かせていただきました。

ceroの髙城晶平さんに「ラブソングとは」を語ってもらう企画。彼がこういう切り口で話している記事は結構珍しいのではないかと思います。イメージ通りのクレバーすぎる語り口で、とにかくボキャブラリーが豊富な人という印象でした。かなりクセのある選曲といい、なかなか独特で面白い記事になったんじゃないかと。

▼2020年3月

ファンキー加藤さんの4thアルバム「F」についてのインタビュー。よそのインタビューでは比較的歌詞の内容に関する話しかしていないような印象があるので、韻についてだったり音的なお話をがっつりしてもらいました。わりと貴重な内容になっているんじゃないかと。

エルフリーデさんのメジャー1stミニアルバム「rebirth」についてのインタビュー。ビジュアルレベルが高すぎてなかなか本格的なバンドだと認識されにくそうな人たちなので、プレイヤーとしての面にフォーカスしてお話を聞きました。タッピングとかスラップとかの技術的な話をしたら「取材でそこ突っ込まれたの初めて」って喜んでもらえてうれしかった。

ジェントル久保田さんのインタビューで、こちらは撮影のみ担当。カメラマン稼働も全然するのでご依頼お待ちしております。

雨宮天さんにテレビアニメ「理系が恋に落ちたので証明してみた。」の魅力を語ってもらうインタビュー。アニメライターじゃないのにこんなアニメライターみたいな仕事をさせてもらえて本当にうれしい。演技についての考え方とか取り組みを具体的に話してくれて、わりと貴重な内容になってるんじゃないかと。

フィロソフィーのダンスさんに“愛にまつわる曲”を選曲してもらう企画で聞きと書きを担当しました。4人それぞれ自分の立ち位置をよくわかっている絶妙なセレクトで、いい意味でアイドルらしからぬ理路整然とした語り口が印象的でした。ハルちゃんに「パラッパラッパーに似てますね」という謎の評価をいただけて超うれしかったです。

▼2020年1月

King Gnuさんの3rdアルバム「CEREMONY」のレビュー。

ナカニシキュウ / Nakanishi Que
▼ライター / フォトグラファー / ギター奏者 / 作曲家 / フリーアルバイター
▼nakanishique@gmail.com
▼090-5200-1955

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