プレッツェル🥨
ほどよい塩気の大きなパン
プレッツェル
Germany
→ドイツのパンだったのか?
ドーナツとかお菓子の部類と思ってた。
おはようございます。
やっときました土曜日。
今宵は花火大会🎇
朝もやが漂うミュンヘンの石畳を、私の靴音が静かに響く。35歳の誕生日プレゼントは、念願のドイツ一人旅。首からぶら下げたカメラが、胸の高鳴りを伝える。
「Guten Morgen!」温かい声に振り向くと、プレッツェルの屋台。大きな腕を組んだような形のパンが、旅の朝食にぴったりだと直感する。
片言のドイツ語で注文すると、店主の目尻が優しく下がる。受け取ったプレッツェルは、想像以上の存在感。ほどよい塩気が朝の空気にとけ込み、思わず深呼吸。
かじれば、外はカリッと香ばしく、中はもっちり。小麦の香りが鼻腔をくすぐる。
マリエン広場に腰を下ろし、朝日に照らされる教会の尖塔を眺めながら、プレッツェルを頬張る。InstagramにUpする前に、まずはこの味わいを心に刻もう。
「どこまで歩こうかな」地図を広げ、次の目的地を探す。塩気のあるパンと、期待に胸を膨らませて。新たな出会いと発見が、この先に待っている。
カメラのシャッターを切りながら、私はドイツの街へと歩き出す。孤独ではなく、自由を感じる旅の始まり。
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