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FsonarmのBGM1. lofi, cafe music, etc.

私は今,上記の音楽をBGMにして本記事を書いてる.lofi musicに属する音楽だ.

自身はlofiについては初心者であり,かれこれ半年ほど自宅での作業BGMとしてお世話になってきたこともあって,ようやくそのbackgroundへ遡り,またその世界の広さを知ることを目的として本記事の作成に至る.

lofi musicについて調べ始めた際,たまたま最初に開いたこちらのブログも是非ご参照いただきたい.
https://goodbyschema.hatenablog.com/entry/lofi-hiphop_toha

私の音楽の変遷-軽い自己紹介-

本題に入る前に,数行,音楽についての自己紹介をさせてもらう.私自身は今何か楽器を演奏している側ではない.専ら聴く側であり,そのジャンルは問わない.ノンジャンルで日々音楽に楽しませてもらえるラッキーな性質を持つ.幼稚園児の頃から父親の車で流れるのは専らレゲエで,自分も全くレゲエばかり歌っていた.一方,クラシックや椎名林檎,Bonnie Pink,aikoの音楽が流れていた母親の車も嫌いではなく,祖父母の家で珈琲タイムに流れるブラックミュージックやその他の古典ジャズ等も興味深いと思っていた.幼いなりに世の中の多種多様な音楽に触れてみたいという好奇心だけは持っていた気がする.母親の影響で学業以外の時間をピアノに預けていた私は,だからといってクラシック音楽に強い興味を抱くわけではなく,クラシックは単に勝負の音楽になっていた.楽しめる余裕はあまりなかった.コンクールに向けた深みのある演奏を作り出すための鍛錬の時間は少しずつ苦痛になっていった.プレッシャーに強い子でもなかったから.ピアノへの愛がそこまでないと気付いてピアノをやめさせられたとき,正直ほっとした.小学校6年生のときだった.それ以来,母が自宅で弾くカプースチンの8つの演奏会のためのエチュードやベートーヴェン,バッハ,ショパン以外は全くクラシックを聴く機会はなくなった.聴く気にもならなかった.今は,カプースチンの音楽はジャズに近いものを感じて好き好んで聴いているが.彼の音楽を生で聴いてみたかった,それは一つの夢でもあった.

ではようやく本題に入る.

lofi musicとの出逢うまでの経緯とcafe music中毒

lofiに出会ったのは,コロナ禍で自宅での勉強時間が圧倒的に増えた昨年の中頃.そもそも歌声のある音楽ではその歌詞に聞き入ってしまう癖があった私は,もともと,勉強やその他作業中のBGMとして自身が理解できない言語;ヒンディー語のR&BやHipHop,フランス語のvocal jazz等に傾倒していた.例えば


3つめの曲は私の好きなインドのフリースタイルダンサーであるTanuj Nairさんもダンスに使用していて,ヘビロテしていた.かっこよすぎて毎朝拝んでいたので是非彼のダンスをインスタでも視聴してみてほしい.

しかし,ノリノリのムードやパリジャンないしパリジェンヌな気分を味わいたいときばかりではなく,たまには普遍的で落ち着いたカフェ空間を再現してコーヒー片手に勉強したいという我儘を持ち始め,カフェミュージックにはまり始める.

https://www.youtube.com/channel/UCqKLOX-B7H9djovoTzj-Wdg

https://www.youtube.com/channel/UCJhjE7wbdYAae1G25m0tHAA

https://www.youtube.com/channel/UCK5TFZ9yB5aAEuAjbv1i_GA


例に挙げた3チャンネルには相変わらずいつもお世話になっている音楽たちが属する.

だが,今度はその普遍的で落ち着いた世界観だけでは飽き足らず,私が求めるBGMとしての趣向は外さずに少しだけ毛色の違った類の...動きのある音楽に触れながら勉強してみたいというまたもや身勝手な考えが浮かび始めた.そこでたどり着いたのが次のチャンネルである.

lofi界隈では有名らしい,まぁその登録者数と常に高い数を保つリアルタイム視聴者数を見れば明らかではあるが.私にとっては転機となる出会いだった.

朝も夜も気分が上がらないことがあれば,このlofi musicに身をゆだねて少しずつやるべきことに手を付けていくことができた.多くの人にとってもそうなのかもしれないが,とにかく私自身との相性は抜群だったのだ.

で,最近新たにマイブームになっているlofiがこのチャンネルだ:

https://www.youtube.com/channel/UC8cRYBn-z6y1EOUeMdJ0VHA

読んで字のごとく,chillyでlofiで,私の大好きが詰まったMy best BGMといっても過言ではない.

歌声も入るのだが程よいグルーブで心揺さぶられながら気持ちよくスルーできるので気に入っている.ニューヨークのカフェにいるつもりで勉強している.

ところで,lofi musicとは?

以下Wikipediaより引用
https://en.wikipedia.org/wiki/Lo-fi_music

Lo-fi is the opposite of hi-fi.[5] Historically, the prescriptions of "lo-fi" have been relative to technological advances and the expectations of ordinary music listeners, causing the rhetoric and discourse surrounding the term to shift numerous times.[6] Usually spelled as "low-fi" before the 1990s, the term has existed since at least the 1950s, shortly after the acceptance of "high fidelity", and its definition evolved continuously between the 1970s and 2000s. In the 1976 edition of the Oxford English Dictionary, lo-fi was added under the definition of "sound production less good in quality than 'hi-fi'".[7] Music educator R. Murray Schafer, in the glossary for his 1977 book The Tuning of the World, defined the term as "unfavourable signal-to-noise ratio."[8]

あえて音質を完璧にせずに,その素朴な音質にどこか身近な普遍的な空間を連想させる.一方で,単なる普遍的な音楽ではなく物語を持ったグルーブとビートに潜在的な美的センスをくすぐられる.そんな音楽がlofi musicだと私は解釈している.


話を変えるが,実をいうとchillな日本語ラップもかなり好きで,集中しなくていい?作業中はそいうったものを聴くことが多い.
Yo-seaは (私が言っても説得力があるかわからないが),私なりに言うと「日本のChill Rap musicianの代表格」だ.昨年からはまっているアーティストの一人であり,他のアーティストとのコラボ,フィーチャリングも良く聴く.あの声がよく生かされる質の音楽を作っているなぁと毎度感心させられる.文字通り,Chillyなのだ!!!彼の才能を生かす側のセンスにも脱帽していることも含め,それらの集大成であるアウトプットとしての彼の音楽作品は全て尊敬している.Chill Rap好きのあなたには是非聴いてみてほしい.彼のアルバムはミーハーな私にしては珍しく総回しエンドレスリピートできちゃう!それくらい彼の作り出す音楽に夢中であり,私のどタイプすぎる音楽なのだ!話題になったKAHOH & Yo-Seaの「Rendezvous」もぜひぜひ聴いてみてほしい.Matt Cabがプロデュースに関わった楽曲の一つでもあり,見どころ満載だ.←このリンク先でRendezbousの作成秘話がきけるのでこちらも要チェック!「音楽って背景の歴史と作成過程を含めて知ると面白さが増すし愛も深まるなぁ」と私が改めて感じた動画だ.これはどの音楽にも当てはまると思う.サカナクションのドキュメンタリーを見たときも感じた.レゲエの歴史を勉強したときも同様.

もう少し派手で奇抜なものだとOZworld a.k.a R'kuma音楽も好きで,彼の存在は,元々好きだったアーティストの一人である唾奇のフィーチャリング曲として出会ったNINOKUNIという曲で初めて知った (この曲自体もかなりの傑作.某ゲームとの関連性は明らかではないが,それはともかくネオ日本感が半端ない).ていうか沖縄勢なんなんだ!やばいぞ!才能あるアーティストがバンバン出ている.この二人は沖縄勢だし,他にもピースポッポー等,若手からどんどんヒップホップ,R&B,ラップシーンを牽引するような大胆奇抜な音楽が生み出されてきている.

OZworldの音楽は狂気じみたセンスの塊が我々の耳に,脳にぶち込まれてくるような奇怪で洗練された美しさ  があり,なんだこれ,というのが最初の一言だった.この感動は似たような感性を持つどこかのあなたとはきっと分かち合えるはずなので,まずは彼の1stアルバムを通して聴いてみてほしい.最新のリリース情報はこちらからチェック!(*回し者ではない)

ところで,私自身は,あるアーティストの曲が全部好きとかそういう性質ではないため,この曲は好きだけど他は興味ない,とかはザラにあったりする.今回のnoteに多少登場したアーティストも例外ではない.これは各アーティストへの敬意の程度や有無とは関係なくて,どのアーティストにも敬意を持っているが,好きな曲は限られていたりする.こればかりは各々のセンスに委ねられる好みだから仕方ないだろう.例として,サカナクションのプレミアム会員に入って初めて応募したライブでプレミアムシートが当たってライブ会場の見学や撮影,限定グッズなどの特典も色々と楽しませてもらって,大満足.その次の夏には会員更新をしなかった.そういう人間だがアーティストと彼らの音楽に対する愛がないわけではない,会員であろうとなかろうとー愛する形式なんてどうでもよくてー彼らの音楽を聴くことに変わりがないのならそれで十分だと思う.

いつのまにか趣旨を忘れてlofiの話をほぼせずにここまできてしまった. 次回は好きなトラックメイカーさん達をご紹介する予定.











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