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指の置き方、虎の巻

ヴァイオリンの初歩。
ここで「頭の中の回路をどう作るか」が先を大きく左右します。
音符より先に指番号をイメージしてしまうようでは大変危険です。
せっかくの練習を「制限された成果のための練習」ではなく、「どんどん限界点が上がる練習」にするためにも、ヴァイオリンの原理を整理してくべきでしょう。

まず、この図をパッとみて理解できるでしょうか?
あるいは自分でこの図を1から描くことができますか?
※ここでは技巧的ハーモニクスの音程については割愛しています。

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多くの場合、1stポジションから習い始めるでしょう...それを1stポジションと呼ぶとも知らずに...。ある日突然ポジション移動という言葉を知り、混乱し始める。少なからずそういう方がいます。やはりおぼろげながらでも、全体像を知っておくべきではないでしょうか?

ピアノの場合..ある音程を出すために叩く鍵盤は一つです。
しかしヴァイオリンでそれが当てはまるのは、
極論で言えばG線の低いG〜C#までです。

なんで?と思ったあと、常に考える習慣を持ちましょう。
教本で指番号が振られている、ポジション移動だ。
「じゃあ、なんでここでこういう移動をするんだろう?」
その理由づけを積み重ねることで
「自分で指番号を振ることができる」ようになります。

1stポジションの0と4の使い分けにも原則と理由があります。
あれれ?と思った人は必ずレッスンで質問しておくべきですね^^

0と4

ここからは、ドレミと指番号のお話にしましょう。
どんな人も、ヴァイオリンを弾く限り、将来的にはポジション移動というものがあって、左手が目まぐるしく移動しながら弾くことも出てきます。

そのときにどんな感触で、何を根拠に指をテキパキ置いているか。

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