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再配達コストを引き下げる「OKIPPA」のスゴいサービスの磨き上げ力

世界初の「サステナブル宅配ボックスOKIPPA」登場! 自分好みに手軽に玄関前を飾ろう
~ ディズニー「くまのプーさん」デザイン5パターンがショップディズニーで本日予約受付開始 ~



宅配ボックス「OKIPPA」が、ディズニーとコラボを開始しました。

OKIPPAの存在は知っていたものの、
今回の記事をキッカケに今の取り組みに至るまでの改善をみてとても参考になったのでシェアしたいと思います。


課題①

置き配をして、もし盗難にあったら?

対策①

OKIPPAでは「置き配保険」を提供しており、建物への固定用とバッグの開閉部に2カ所のカギがついていてますが、それでももし盗難などがあれば、保険で対応をしています。

また、荷物の情報は発注時にOKIPPAアプリに登録されており、荷物がなくなったときはアプリから報告すれば、補償される仕組みになっています。
これは「もし何かあって荷物がなくなったらどうしよう」という心理的ハードルを取り除くとともに、便利さを強調することができ、今の躍進につながっているように思います。


課題②

オートロックマンションエントランスはどうするか?

対策②

「オートロックマンションエントランス解除システム」を導入

確かに、我が家も置き配をしてもらいたいのに、玄関前まではオートロックがあり難しいケースがほとんどです。
そこに対してOKIPPAでは、2019年末に、必要に応じてオートロックを解除するスマートロックの開発会社と提携して、東京で400世帯、大阪で70世帯ほどのマンションで実証実験を終了。
効果が実証できたため、実用化に向けて準備が進んでいるそうです。
(参考:https://gemba-pi.jp/post-217578)


課題③

OKIPPAを、いかに既存の配送サービスで活用してもらうか


対策③

Rakuten EXPRESSとの協業で認知を拡大

OKIPPAの活用可能シーンが増えても、
受取人、そして配達側にその認知が広がっていなければ意味がなく、
ただ玄関になにか吊るされているな?で終わってしまいます。

そこで、OKIPPAでは、Rakuten EXPRESSと協業し、配達方法の選択肢から「OKIPPA」を選べるようにしました。
これはすでにOKIPPAを利用しているユーザーにとって便利なだけでなく、新たなOKIPPAユーザーの獲得にも繋がる認知施策としても有効だそうです。



このように、時代の要請もありますが、目の前の課題に対して一つひとつ解をつくり、事業を磨き上げる力はさすがと言えます。


添付のように、再配達にかかるコストに対してもインパクトもあり、今後さらに伸びそうですね。

スクリーンショット 2021-04-22 13.31.22


今あるのかわかりませんが、今後OKIPPAを使って受け取りだけでなく、集荷などもできるようになったり、
同じ集合住宅のなかで、使わなくなったものをシェアしたりことは、実際子育て世帯にとっては、同マンション掲示板のようなもので物々交換などができたら便利だなと思いました。


今後が益々楽しみです。


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