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僕らの「フリーランスタウン」計画。

フリーランスは自由だ。
自由な時間に仕事をして、自由な場所で仕事ができる。

フリーランスは自由だ。
自分のペースで仕事しているのに、大きな収益を得ることもある。

フリーランスは自由だ。
満員電車も交通渋滞も関係ない。あるのは「シゴトON」のスイッチだけ。


だけど本当にすべてが自由なの?って考えると、
難しいことや面倒なことだってたくさんある。
知らないこともあるし、苦手なことだってある。

孤独だって感じることもあるし、楽しくないって考えちゃうこともあるし、
安定していた会社員の頃を思い出すこともある。

安定した収益を得ることはフリーランスにとっては大事なことだ。
それで生活しているんだから、そんなの大事に決まってる。

でもフリーランスにとって一番大事なのは、やっぱり「個の力」だと思う。
「個人力」で仕事をとり、「個人力」で信頼される。
結局は「個人の力量」によって未来は動いていくんだ。

「だからフリーランスは助け合おう」なんて言うつもりはない。
フリーランスとは、個人が自分の能力や特徴を磨きあげることで
それを必要としている人に「自分を買ってもらう」仕事だと思うからだ。

現代はそんなフリーランスが溢れている。フリーランスは個人だから、
そんな個人で戦う人がたくさんいるのが現代の社会だ。

フリーランスのビジネスは個人的だ。
だけどフリーランスの人間社会は孤独じゃいけない。

もしフリーランスしかいない街があったとしたら?」

それが私が最初に考えたこと。
フリーランスは個人だから孤独なんだけど、孤独な社会にいいことある?
孤独な場所で楽しい? 孤独な居場所で安心できる?
そんなことを考えるうちに「孤独」という言葉に、ちょっとだけ暗い未来が見えてきたんだ。そしてそう考えたときに私のつくりたいものが明確になった。

孤独なフリーランスがいない、
そんなオンラインでつながる街をつくりたい。

それがこの「僕らのフリーランスタウン計画」のプロローグ。
学ぶだけじゃない。交流するだけじゃない。ただいるだけでいろんなつながりが持てる場所。いろんな学びがある場所。いろんな交流が持てる場所。
みんな平等で、すべて公平な居場所。

まずはメンバーシップというカタチでスタートしたけど、どんなものにしていきたいか、今それをプランニングしています。ゆくゆくはコミュニティとして、まさに「フリーランスの居場所のひとつ」をつくっていきたいと思っています。

そんな僕らの集う街。そして僕らの居場所:フリーランスタウン。
それをぜひ皆さんと一緒に実現させたいのです。

Oz magazine Nov.2020. 『ニュースなランドマーク図鑑』イラストレーション MAKIKO MINOWA


「学舎(まなびや)」としてのフリーランスタウン計画

人は学ぶことで成長します。
例えば スキルを売るフリーランスの場合は、そのスキルを磨いたり多方面に広げたりすることが学びになるわけだし、スキルアップだけじゃなくて、例えばブランディングとかマーケティングとか「売れるためのハウツー」を学ぶということもあります。

私は特にフリーランスにとって「学び」は重要だと思うし、実際それぞれがなにがしらの勉強や鍛錬に励んでいるのではないかと思うわけです。

そういう意味では大きく分けて「本業のスキルアップ」と「売れるための活動・施策」のこの2点については必須なのではないかと思うのです。

どんな職種のどんな学びが必要になってくるのか。それはいろいろでしょう。いろいろだからこそ、何が知りたいのか、どうやればいいのか。
それを知っている人が知らない人に教えていく環境こそが必要です。

そう、フリーランスタウンのアカデミー部門のコンセプトは、

「知らない」と「教える」をつなげること。

コミュニティの中だからできる独自のノウハウ開示を、教えた人にも教わった人にもメリットがあるような、そんなアカデミックな環境を創造していきたいと考えているのです。


「交流」としてのフリーランスタウン計画。

大学のキャンパスを想像してみてください。大学は基本的に「勉強するところ」だけど、ライフスタイル(キャンパスライフ)として考えると勉強だけじゃない。
そこには友達をつくったり、好きなことや挑戦してみたいことにフォーカスしたサークルがあったり、まあ飲み会やパーティやバイトなんかもあるでしょう。

何が言いたいのかというと、フリーランスタウンも「学ぶだけの場」ではなく、大学キャンパスと同じように”一人ひとりが属するコミュニティ”であり、フリーランスのあたたかいコミットメントの場であると思うのです。

もちろん学ぶことが中心にあることは間違いないのだけど「勉強だけじゃなくライフスタイル型」。私がイメージしているフリーランスタウンは、実務的な部分とライフスタイルとしての意味の両方があるというわけです。

もっというと、人と人が集うと そこには当然「合う・合わない」が出てくるでしょう。趣味やコレクションだって多種多様。もちろん交流することが目的のコミュニティではありません。フリーランサーとして自立し、そしてそんなフリーランスが楽しくストレスフリーに生きていくための”居場所をつくること”こそが目的です。

その居場所には何が必要か。
それはフリーランスとして自立していくための「学び」が盛りだくさん。それだけじゃない。仕事のことだけじゃなく趣味や悩みごとに至るまでを小集団単位で語り合える交流のスペースでもある。

例えば、ウェビナーに挑戦しようと思った人がいたら、何を使ってどうやるかを 知人に電話する時のように教えてくれる人がいるとか。
あと、SNSをうまくビジネスに繋げられていないと悩む人がいたら、信頼関係の中で今だめなところとか、こうすればいいと思うという意見を言ってくれる仲間がいるとか。
ゴルフ好きがサークルを立ち上げてオフ会をしたりとか、飲み会をしたりとか。

私たちはどうやら 子供の頃から「何かに勝つ」「誰かに勝つ」ために行う勉学を当たり前のこととして教わってきたようです。順位をつけられ、優劣をつけられ、そして勝ち組・負け組というイメージ付けを普通のこととしてされてきました。

その結果どうなったか。勝ち組も心が満たされず、稼げない人は生きていくことさえ苦しい世の中になってしまった。

だからみんなで交流しましょうよ と言いたいのではありません。人はそれぞれ強み・弱みを持ち合わせている。弱い人が強い人にお金を払って教えを講じることを悪いことだとは思わない。そういう情報商材は世の中に蔓延っています。そしてそれもまたビジネスだ。

でも私は問いたいのです。学ぶことが目的か?知ることが目的か?
フリーランスという「自分という個」にとってまず必要なのは、生活できる土壌をつくることであり、自立することです。生きていくための活力を日々持ちながら生きていくことです。

それができたなら、今度は目標を立ててもっと高みを目指すもよし、自分が好きなことにもっと時間を使えるようにライフスタイルを整えてもいい。

フリーランスは自由なのです。自分の未来を自分で描いていけるのです。
そのためには「孤独」じゃいけない。たった自分一人で何と戦うというのか。受験戦争のようになってはいけない。情報を共有できて、学びも共有できて、そして例え数人でも仲間ができる場所。まさに今、フリーランスにはそれが必要だと私には思えるのです。

フリーランスタウンをどんなコミュニティにしたいのかと聞かれたら私はこうお答えるでしょう。

フリーランスが月500円で学び・交流できる、家以外の第2の居場所。

フリーランスに必要なのは「たった一人で戦うこと」じゃない。
フリーランスに必要なのは、ONもOFFも共有できる「居場所」なんだ。


なぜフリーランスに「居場所」が必要なのか。

私たちは幼稚園・保育園に入ったときから、無意識のうちに幼稚園・保育園というひとつのコミュニティに入っています。

小学生になったら自分が通う小学校というコミュニティに属するわけだし、それは中学生になれば「中学コミュニティ」。高校になっても「高校コミュニティ」の一員になるわけです。

そしてそれは大学でも就職でも同じ。会社に入社すれば「その会社」というコミュニティの一員になり、転職してもまた違う会社のコミュニティに属するのです。

つまり人はある意味、生きていく中で”何かの一員”でい続けるわけです。そこは別に何をしてくれるわけではないのかもしれないけど、それでも表立って「コミュニティだ!」とは言ってないだけで「属する」という意味においては立派なコミュニティの一員になっていると言えるのです。

属することで得をすることもあるでしょう。例えば会社に属することで労働基準法に守られたりとか、慰安旅行に行けたりとか、いい悪いではなくその会社というコミュニティの「一員」として権利も少なからずあるわけです。

しかし、3歳くらいの頃からずっと何かのコミュニティに属していた人がフリーランスになった途端に「どこにも属さない孤独なビジネスパーソン」になってしまいます。

フリーランスになった途端に、どこにも属さない自分になってしまう。

おひとり様」と「孤独」の関係

現代は「おひとり様ブーム」だと言います。ひとり焼肉、ひとりカラオケなど、おひとり様に対応したサービスは増えています。そしてそれはなかなか快適で、人に気を遣わずにすむところが心地良くも感じます。

だけど私は「おひとり様」と「孤独」を同じ意味のように思う慣習をよく思っていません。人は誰しも「孤独」が嫌いなはずです。ひとりで行くカラオケと、孤独で寂しい人生が同じなわけがない。そう思うのです。

フリーランスもある意味、おひとり様です。自分の自由な場所で好きな仕事をして収益を得て生きている。誰に気を遣うことなく、自分の生き方としてフリーランスという道を選択したわけです。そのチャレンジに、その意気込みに私はエールを送ります。

しかしフリーランスと孤独は背中合わせです。おひとり様と孤独が同じに捉えられるように、またフリーランスと孤独も背中合わせなのです。

だから僕らのフリーランスタウンは、その「自由さ」を残して「孤独感」をなくすためのものでなくてはならない。まさに「属するべくコミュニティ」としてしっかりと機能しなければならない。

なぜならば、人は「ひとりの時間」は好きだけど、「ひとりぼっち」は嫌いだから。自分の時間を有意義に自由に過ごすことと、どこにも属さないひとりぼっちは切り離すべきだと思うから。

フリーランスには居場所が必要です。それは間違いない。
「自由さ」と「属する安心」は現代のフリーランスビジネス・パーソンにとって、とても重要なキーワードになっていくと、私は強くそう思うのです。


僕らのフリーランスタウン計画(プラン)

私はこれを「僕らのフリーランスタウン計画」と名付けてプランニングしてきました。数ヶ月あたためながら、じっくり捏ねて味が出るように仕込んできました。

仲間も増えました。この考えに共感してくれる同志とも巡り会えた。まさにフリーランスタウンの仲間たちだ。まだたった数名だけど、立ち上がるスタートラインには立てたような気がします。

これからの歩み(活動計画)

現在はスタートアップの企画と未来計画を同時にプロジェクト化しているところです。年内には確実にリリースしてプロダクトローンチを実行していく予定でいます。
プロダクトローンチをしていくための準備期間は3ヶ月。今回はnoteの「 #noteクリエイターサポートプログラム 」に支援応募していますが、その結果がどうあれ、システムと周辺訴求ツール(web、app、movie等)は資金投下して整備していくつもりです。

あと、それを完成させるために必要なもの。それは仲間です。一緒に考え、一緒に創りあげていく同志です。
イベントやプロモーションも必要かもしれない。やっていきたい。まだまだ考えることや創造することはいっぱいです。

僕らのフリーランスタウン計画、一緒にやり遂げませんか?

われこそはという皆さんからのご連絡もお待ちしています。世の中に必要だと信じるものを一緒につくりましょう。

※アクセスはこちらからも受け付けています。



#noteクリエイターサポートプログラム応募について

今回のプロジェクトはnoteさんのクリエイターサポートプログラムに応募しています。こちらはnoteさんの視点で選定するものなので私としましては待つしかない状態であるわけですが、結果がどうあれこのプロジェクトは進行させていくことをお約束いたします。

私は2021年からnoteをはじめていろんなご縁をいただきました。そういう意味ではいろんなSNSや情報発信をさせていただいておりますが、主戦場はnoteであると自負しています。だからこそnoteさんの支援プログラムに応募したというわけです。このタイミングでこのプログラムがあることそのものが、何かのご縁を感じるわけです。


・支援してほしい活動の時期と期限

僕らのフリーランスタウン計画は今年の春からプロジェクト化して活動を進めてきましたが、この10月から年内(12月末)をプロダクト期間およびプラットフォーム化の期間にしています。
そして予備訴求とプロダクトローンチを年内には実施する予定で進めています。

・支援希望詳細(プロダクトと費用)

・プラットフォーム化とシステム整備: 300,000円
・訴求movie制作: 250,000円
・公式ウェブサイト制作:STUDIOにて 300,000円
・広告訴求:ローンチweb広告:150,000円

※その他、プロダクトローンチに要する費用、会員システム等(未決定)のインフラ整備費を考えています。

・私のこと。

当プロジェクトの発起人である、私のプロフィールページを表示させていただきます。


未来を描くこと。自分の未来を設計すること。
そしてそれを「今」はじめる。

「未来」というのは自分の人生のタイムラインの上にある。
そしてそれは何も書かれていない真っ白なキャンバス。
そこに自分の「なりたい未来」を描く。絵が得意な人は絵で。文字が得意な人は文字で。喋りが得意な人はボイスレコードでもいい。

「どんな未来を迎えたいのか」。
それを考える時間は必要でしょう。漠然と、感覚的に感じるのではなくて、具体的に誰がみても明確な「未来」を考えるべきです。

私は思うのです。それが例え「自分しか見ないもの」であっても、人に見られて恥ずかしいものにはしないようにと。
そしてできることなら「人に見てもらった方がいい」。無理にとは言わないが、人に見てもらうことで「伝わってほしい」という心理になる。

その「伝わってほしい」が「わかってほしい、肯定してほしい」という心理につながって、その人がそれを肯定してくれた時に「決意」につながる。

「なりたい未来」は、もちろん「描くこと」が目的ではない。
「そうなること」「それを実現できること」が目的です。
旅で例えると、「なりたい未来」は目的地。「未来を描くこと」が目的地までの地図を描くことということになります。
地図を書くなんて今の時代はしませんね。未来を描くことはスマホのナビをセットすることなのかもしれません。

私にとっての未来は「フリーランスの孤独をなくす」こと。
そんな私の未来にお付き合いいただける方に集まってほしい。

それこそがこの「僕らのフリーランスタウン計画」の実現したいものなのかもしれません。

皆さまからのレスポンスを心待ちにしています。


中村保晴

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