決める力をつけるために、自分「2人」で悩む
出産して半年が経つが、本当に毎日、時間がない(笑)。
経営者と母、そして一人の人間として、それぞれの役割の中でやるべきことを果たしていたら、あっという間に1日が終わる。
時間がない=ネガティブな表現だが、だからこそのアップデートもたくさんあると思っている。
限られた時間で自分が最高にご機嫌になる「時間対ご機嫌効果」を追求したら、短時間での気分転換が本当に上手になった(別のnoteで書きたい)。
時間が限られるからこそ、本当に大切なものだけを選択できるようになった。人生の断捨離とも言える。
結果、大好きで大切なものだけが残って、それで1日がギュウギュウに埋まっていく。これはこれで、幸せなことなのだと思う。
そんな中で、「悩む」という行為についても、自分なりのアプデートがあったので、今日はその話をしたい。
悩む=決められない
変な表現かもしれないが、今までは何か悩みができたら、あれこれと考えて落ち込んだりするための時間が十分にあった。
A「こっちにすべきか、あっちにすべきか」
A「どうして〜なんだろう?」
A「自分がもっと〜していたらなぁ」
A「答えはどこにあるんだろう…」
A「ああ、悩み多き人生、つらたん…🥺」
悩みの森をヨロヨロウロウロ、さまよう感じだった。
悩むというのは、もう少し因数分解していくと「決められない」状態とも言える。
そして皮肉なことに、悩んだ時間の長さと、良い意思決定との間には、相関関係がないのは、経験上わかっていた。
だから、爆速で「決められる」ようになるために、やったことがある。
それは、悩む土俵を、モノグラムからダイアログに変えたことだ。
モノグラムとダイアログ
モノグラムは、独白・一人芝居・独白形式の詩・長談義を意味する。
心の中で、一人だけが「ああでもない」「こうでもない」と、長々と喋り続けるイメージだ。
これは私の、昔の悩み方に似ている。
モノグラムで悩んでしまうと、自分の思考の型から脱却しづらい。答えを探しているはずなのに、いつの間にか別の問題のことを考えていたり、解決しないこと自体が新しい悩みになってしまったり、とにかく迷走しがちだ。
一方、ダイアログは、 対話・意見交換・会談・話し合いを意味する。
2人以上が、意見を交わし合っているイメージだ。
「ダイアログで悩む」
これが私の超時短お悩み術である。
やり方は、自分を「ボケ」と「ツッコミ」の2役に分け、テンポの良いコントのように、対話を超高速回転させるだけだ。
心の中に浮かんでくるボケ(ダイアログ)に、すかさずツッコミを入れていく。
たとえば
A「時間がなくて、ツラたん🥺」
B「時間があったら何がしたいの?」
A「自分のための時間が取る」
B「自分のための時間って、たとえば?」
A「リフレッシュする時間」
B「具体的には?」
A「マッサージに行ったり、散歩したり、深呼吸したい…」
B「体を動かしたいいんじゃない?」
A「たしかに」
B「でも時間ないんでしょ。すぐにできそうなことは?」
A「深呼吸」
B「今やれ」
A「そういえば、瞑想もいいかも」
B「いいじゃん、じゃあ朝風呂の時でも習慣にしな」
A「お風呂についスマホ持ち込んじゃうんだよね」
B「やめてその時間を瞑想&リフレッシュの時間にしよ」
A「それな」
という感じ。
ツッコミを自分の中で飼うだけで、悩みの土俵がモノグラムからダイアログに変わり、高速で次のアクションを見つけることができる。
慣れないうちは、パソコンでもノートでも構わないから、文字にしながら進めていくとやりやすいと思う。
わかりやすいように、ここでもう一度、さっき紹介したモノグラムの悩みと見比べてみてほしい。
A「こっちにすべきか、あっちにすべきか」
A「どうして〜なんだろう?」
A「自分がもっと〜していたらなぁ」
A「答えはどこにあるんだろう…」
A「ああ、悩み多き人生、つらたん…🥺」
ダイアログ的に悩むことは、大勢のボケが舞台上で一発芸をかましまくるような状況に似てるかもしれない。収拾がつかない(笑)。
自分の中に「ツッコミ」役を飼って、どんどんボケを回収していくこと。1人2役で悩めるようになると、決める力は一気に上げられる。
悩みは無くならないけど、悩み方は変えられる
悩みは尽きない。きっとこれからもそう。
だけど、悩み方を変えることはできる。
悩むこと自体にエネルギーを消耗せず、自分らしい選択をして、その先を力強く歩むことに、エネルギーを残していきたい。
ツッコミ役を作ることでダイアログで悩む、「超時短お悩み術」。
ぜひあなたも試してみては?
@monichild でした。
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