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移住のすすめ

今朝の日経新聞に、最低賃金の記事が出ていました。
引き上げ額は、過去最高の28円。
そして、地域格差は縮小傾向にあるとはいえ、200円以上の差があります。
ちなみに、上位を見ると、東京(1041円)、神奈川(1040)、大阪(992)、埼玉(956)、愛知(955)。こんな感じで、主要都市圏が並んでいます。
そして、下位を見ると、沖縄・高知(820)、岩手・鳥取・愛媛・佐賀・長崎・熊本・宮崎・鹿児島(821)。こんな感じで、地方の県が並んでいます。

当然、人が多い地域ほど地価とか家賃も高いし賃金も高いと。逆に、人が少ない地方ほど、生活に必要な費用も安価で済む代わりに賃金も安いと。そんな感じでしょうか。
だとすれば、テレワークが普及したことだし、地方に住んで都市部の仕事をするってのが良いかもですね。
最近、実際にそんな動きが起き始めている様です。
実際問題、地方のほうが、満員電車に乗ることも、渋滞に巻き込まれることも少ないです。
ただ、テレワークが可能な職種に限られることを考えると、地方への移住は限定的かもしれませんね。

私も地方に移住してかなり経ちますけど、地方の良さを強く感じております。
そもそも観光客気分で日常を過ごすって良いですよ。「日常」と「非日常」が小刻みに行ったり来たりします。地方の文化とか歴史を知って感心したり、地方の人のゆったりした感じなんかも心地よいです。あと、食べるものも、その土地で採れる旬なものも見逃せません。
ホント、地方に移住することを強くおすすめしますね。

何より、子どもを育てる環境として、自然が豊富にあるってことも大きなポイントでしょう。人との距離が近い分、お付き合いがあったり、その土地の習わしみたいなものがあったりしますけど、そんなのも楽しんでしまえば良いのです。
私は、愛媛県に住んでますけど、瀬戸内海で採れるお魚は最高に美味しいですね。
そして、西日本一高い石鎚(いしづち)連峰があります。トレッキングに最高です。
最近、キャンプが流行ってますけど、海も山もありますから、様々なロケーションでキャンプを楽しむこともできます。

さて、都市部にお住まいの皆さま、地方への移住を考えてみては如何でしょうか。
ワーケーション需要も注目されてますけど、「ワーク」と「バケーション」を「サステナブル」に考えると、「移住」になります。都市部の企業ほどテレワーク率も高いでしょうから好都合ですよ。
おすすめは、「田舎」過ぎず、「都会」過ぎない「地方都市」です。
あまりにも田舎すぎると、どうしても「不便さ」が伴います。あえてド田舎を選びたい方は別にして、適度な規模の地方都市が良いと思います。

その点、私が住んでいる松山市は、最高ですよ。適度な規模感で、都会過ぎず、田舎すぎない絶妙なバランスがあります。
街の中心部から比較的近くに「道後温泉」もありますし、現存12天守の一つとされる「松山城」も街の中心部にあります。その周辺を、昔懐かしい「路面電車」が今も現役で街の足として活躍しています。
少し車で走れば、瀬戸内海の島々が点在する風光明媚なロケーションがあります。島々を橋で繋いでいて(しまなみ海道)、対岸の広島側(尾道)へ行くことができます。この橋は、自動車は勿論、自転車でも走行することが可能で、外国からも多くのサイクリストが訪れています。

ここまで知って分かったら、移住しない理由がないでしょう。
このコロナ下で、なかなかお盆の帰省も含めて自粛ムードですけど、落ち着いたら、ぜひ、遊びに来てみて下さい。
あと、「鯛めし」もおすすめです。ぜひ。


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