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奥はプライベートなスペース

住宅街の中で大きな敷地があると分割されるケースが多いが、分割せずに一塊の建築にしようとすると必ず奥の部分ができる。奥の部分とは道路から一番遠い場所である。一般的に建築の場合、道路側から順に奥へ向かってパブリックなスペースからプライベートなスペースへと変わっていく。だから、プライベートなスペースをつくりたい場合、奥にあるということだけでプライベートなスペースだと認識されてしまうので、建築としては特に何もする必要が無くなる。これは人の認識を利用する訳だが、大きな敷地の場合、それだけ建築の配置計画が重要であることを示している。

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