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リーダーになる方法とリーダーに必要な要素

リーダーが謙虚でいることは重要なことです。

あまりにも積極的で口を出すリーダーはチームの輪を乱しますからね。だから謙虚さと言うのは欠かせないモノだと言えます。


ただ自己主張が強いというのは「リーダーとしての評価」には繋がります。


なのでもしリーダーとしての評価だけを考えるなら、積極性も必要かなと思うんですよね。この辺りが難しいところで「組織に利益をもたらすリーダー」と「評価されるリーダー」は必ずしも一致しないんですよ。

だから評価を上げたいなら「評価される部分」を見ないといけないわけです。

例えば人には確証バイアスと言う思い込みがあります。

これは自分の信じたいように信じるバイアスのことです。

この確証バイアスに従って人は判断したりします。例えばリーダーがハッキリと意見をいう人なら、その人は「頼もしい」とか「強い」というイメージが根付くでしょう。それはリーダーとしての評価に繋がります。

しかも確証バイアスに陥ると仮にリーダーとして評価できない部分があっても、そこは見ずに「その人がリーダーとしてふさわしい部分」だけに目を向けてしまうんですよ。

なぜならそれが確証バイアスだから。

先ほども言った通り人は信じたいように信じるんですよ。

つまり1度でも「この人はリーダーとして立派だ」と思えば、リーダーとして相応しい部分だけを見るようになるということです。だからリーダーらしい姿で立ち振る舞っていれば、実績はどうあれそれなりにリーダーとしての評価が高くなるんですよ。

ただそれは組織のためにはならないですけどね・・・

リーダーの評価が上がるだけですから。


だから難しいところですがリーダーとして評価を上げたいなら、立派なリーダーらしい立ち振る舞いをすることは必要かなとは思います。そもそもリーダーになるためには少し過激な積極性は必要だったりします。


なぜなら人間はそういう人を求める傾向があるから。

自信を見せつけてチームを引っ張っていくような姿をみせたり、大きな目標を掲げて注目を浴びるような人を求める傾向が人にはあります。こういう人が求められる理由としては、「そんなリーダーについて行けばとりあえず何とかなる」と思いたいからです。

何も考えずに優秀なリーダーについて行くだけで利益が貰えるなら最高ですからね。

人は楽をしたい生き物なので自分でリスクを冒したり、チームをまとめて組織を束ねるようなことはしたくないわけです。

だから優秀なリーダーを求めるんですよ。


リーダーが面倒くさいことを代わりにやってくれれば自分たちはラクできますからね。


だから「優秀そうなリーダー」の姿を見せるだけでも評価されるわけです。

しかも実際に自信があり積極的な人ほど挑戦の機会が多くなります。「自分は出来る」という思い込みがあるので挑戦が多くなるし、周りから期待されやすいので挑戦する機会が多く与えられたりもします。

それが成功に繋がったりもします。

だからリーダーらしい姿と言うのも時には必要なのかなと。

そういう立ち振る舞いをして評価を上げるのも決して間違ってはいないということです。ただやはり最高のチームにするにはやはり、リーダーの謙虚さは欠かせないと思うんですよね。



どれだけ良いチームでもリーダーが1人で頑張っているだけでは、限界が来ますから。つまりリーダーらしい姿で振舞ってみんなを率いていくのはやがて限界が来るということです。特に能力が伴っていないリーダーには無理が生じるでしょう。


仲間の力を頼る時も必要でしょうからね。

なのでリーダーとして評価される必要がある時は積極性も必要ですが、ある程度は組織として機能し始めたなら、メンバーの力を頼ることも考えながら謙虚さを出すほうがより効果的かなと思います。

この辺りは使い分けが必要になるのではないかと思います。

何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。