誰かを支配しないと気が済まない人たち

誰かを支配しないと気が済まない人がいます。

例えば攻撃性が高く他人をコントロールしようとする人がいますが、こういう人たちは絶対に負けを認めずに、もし彼らと闘うことになると泥沼の戦いに発展することになります。


他人を支配しないと気が済まない人たち

他人を支配しようと考える人たちは優劣を気にします。

こういう人たちは絶対に自分が勝者でなければいけないと考えるのです。もし負けを認めてしまうと、支配的な地位が無くなると思い込んでいるのでそれを極端に嫌がるんですよね。

だから何が何でも勝者になりマウントを取ろうとするんです。

誰かを支配したい人たちはそうやって、上から他人をコントロールしないと気が済まないんですよ。時には怒りをぶつけたり強気な発言で攻撃し、意図的に相手を弱らせてコントロールしようとします。

争いが苦手な人ほどこういう支配欲が強い人に負けてしまいます。

そうして人間関係で悩みを抱えてしまうのです。

だから他人を支配しようと考えている人の、言動に注意を向けておくべきかなと。「この人すぐにマウントとろうとするな」と思ったら、そこから距離を置くか、必死に抵抗することを覚悟しないといけません。

そうしないと支配されて被害が大きくなりますから。

支配欲が強い人たちの暴力や暴言などの本質は、相手のことがムカつくということでは無いんです。まずはそこを知る必要があって、暴力や暴言を行うことで「相手を支配すること」が一番の目的です。

つまりコントロール感を得る事が彼らの真の目的なのです。


意図的に同情を誘う人

そのための手段として怒りの感情を利用しているわけですよ。

さらに支配欲が強い人たちが使う手法として、「自分が被害者」だという風に演じることもあります。

これは同情を誘って他人をコントロールしようとしているんです。まともな倫理観があれば、苦しい状況に追い詰められた人を見捨てることは出来ません。だから苦しんでいる人を助けようと思うのですが、その優しさを利用しようとする輩がいるんですよ。

例えば「お金が全くなくて飯が食えない」とあえて嘆くことで、意図的に奢ってもらおうとする人がいます。

しかし深く追求するとそのお金の使い道は、自分の娯楽による消費ばかりと言うことはあるんですよね。

つまり散財したからお金が無いだけなんです。

自分が悪くて勝手に追い込まれただけなのに、お金が無いという状況だけで「悲劇の人」を演じ、他人からの同情を利用して得しようと考える人がいるんです。しかもこういう人たちほど、自分のしたことを棚に上げて他人を批判します。

例えば「自分のやっていることは相手のやったことと比べると、小さなことで問題ではない」と言ったりするんですよ。

つまり彼らは悪気が無いんです。


社会的立場を利用して攻撃する

自分のやっている行為について悪気なく、当たり前のことだと思って利己的な行動ばかりとるんです。そうやって自分の責任を小さくして、問題行動があっても些細なことだと思わせようとするんですよね。

例えばカップルでケンカになった時でも、「少しだけ言葉が乱暴だっただけ」とか、「相手に少し触れただけ」と言い暴言や暴力を正当化するんです。

酷い行動をしてもこのような言い訳を用いる人がいます。

さらに自分の立場をちゃんと守りながら相手を攻撃することもあります。

社会的には良い人を演じているのですが、家ではDVを働く夫とか先生の前では良い子にして同級生をイジメるという生徒がいます。こういう人たちは社会的な立場を守りながら、個人を攻撃しているのでその悪行がバレない傾向があります。

仮に悪行が公になっても「まさかアイツがそんなことはしないだろう」と、思われているので大きな制裁が加えられることは無いんですよね。

だからずっと酷いことが出来てしまうんです。

そうやって社会的な立場を守り「自分は良い人なんだから俺の言うことを聞いていたら間違いない」周囲に思わせるのが得意なんです。

例えば教育熱心な親を演じて子供を支配しようとする親などがそれです。

このように他人をあらゆる手段で支配しようとする人たちがいますから、彼らの特徴を理解して振り回されないようにしてほしいなと思います。

何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。