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人の権威は大きな失敗を招く可能性を高めてしまう

失敗する時にはいくつかの理由があります。

その中でも代表的なモノが2つあります
その2つというのが
・根本的なミス
・人の権威によるミス

これらが失敗につながる要因として挙げられます。


まず根本的なミスですがこれは「そもそものやり方が間違っている」ことで起こるミスです。


例えばFXなどで大損する人がいますがこういう投資で大損する人はシンプルにリスクを取り過ぎたり、資金管理が間違っているので大損したりするんですよ。

「とにかく売らずに保有する」

というやり方が正しいと思われていた時代もあるようですが、そのやり方で大損した人がたくさん出たのも事実なんですよね。だからこそちゃんとした資金管理や売買ルールが必要で、それが無いと大きな失敗につながるわけです。

例えば「努力すれば良い」という考えも同じです。

努力は必要なのですが優秀な人たちはちゃんと「こまめな休息」をとっているんですよ。

その休息により回復するから努力の成果が出るわけです。こういうことが抜け落ちたりしてるんですよ。シンプルに頑張り過ぎれば疲れますよね?

その疲れが集中力を切らして生産性を下げるんです。

だから優秀な人ほどその疲れを上手く癒やして長い時間、頑張れるようにこまめな休息をとっているんですよね。そうやって効率を上げるわけです。例えば筋トレではトレーニングで筋肉細胞を壊して、回復する時により筋肉を発達させるという考えが用いられます。



つまり休むからより強くなるんです。



こういう回復を考えずにがむしゃらにトレーニングだけすれば、細胞が壊れるだけなのでケガにつながりむしろ過度なトレーニングで逆効果になるんですよ。

このような根本的なミスがよくあるんです。

だから根本的に間違った方法をしていないかを改めて考え直すことも必要なんだろうなと。

また権威によるミスもあります。

どれだけシステム的に正しくてもそれを扱う人間がいい加減だと大きな失敗につながるんですよね。例えば電車や飛行機は多くの人の命を預かるので、徹底的なミスの予防がされています。

ですが時として大きなミスが生まれます。

そのミスで数百人の命が奪われることがあるわけですよ。なぜそのようなミスが起きるのかと考えるとそこには権威の問題があるんだと思うんですよね。例えば操縦士の独断でスピードを出したり、離陸や着陸を勝手に行えば大きな事故につながりかねません。



しかし「普段からミスが無い」せいで気が緩み独断で判断してしまうことがあるんですよ。



「少しくらいは大丈夫だろう」

という思いが最終判断を間違えるきっかけになり防げたはずの失敗を生んでしまうんです。

だから人の権威も怖いモノなんですよね。

それこそ上司や経営者などが上から間違った指示をすることで、その指示に部下が従い組織的に間違うこともあります。こうなるのは責任が分担するからでしょう。上司は「指示しただけ」なので実行する責任を感じず、部下は「指示されただけ」なので責任は上司にあると思うんです。

なので間違った指示が実行されてしまうわけです。

このように権威があると失敗を止めることが難しくなるわけです。だからこそ謙虚に自分の考えを疑うことも重要なんだろうなと思うんですよね。

何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。