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苦しい時代を乗り超えることで人はより強くなる

「苦しい時代があるからこそ人は強くなる」


こういう考えがあって困難な出来事があると人は強くなることがあります。だから決して苦しい時代が全てダメというわけではないんです。


世の中には犯罪に巻き込まれたり貧困で苦しんだり、また戦争時代を生き抜いてきた人たちがいます。こういう人たちの人生が全てダメになったのかと言われると決してそんなことはないんですよ。むしろそういう時代を過ごしたからこそ精神的に強くなりたくましく生きていたりします。

つまりトラウマになるような体験をしたからと言って、全員が精神的な問題を抱えるわけではないということです。

逆により良い人生を過ごす人もいますから。

トラウマになるような体験があるからこそ、人生の意義や大事なモノが見えてくるということもあるんですよね。死にかけた体験があるからこそ生きている日々の素晴らしさを実感できるし、最愛の人との死別を経験したことで人を愛する大切さや命の儚さを改めて実感するということがあります。

こういう体験は良い人生の送るきっかけをくれます。

だから困難な体験も乗り超えれば良い思い出になるわけです。

もちろん中には精神的にやられる人もいるでしょう。ストレスが限界を超えるとおかしくなりますからね。


ただ同時に「心的外傷後成長」と言われる現象があって困難な出来事を乗り超えたことでより成長し、以前よりも幸せでたくましく生きられるようになる人がいるのも事実なんです。



なのでこういう側面に目を向けるのも大事かなと。

なぜなら嫌な体験を無かったことには出来ないから。

それなら嫌な思い出をきっかけに良い人生を送れるような考えを持った方が得策だと思うわけです。ただ、ここで勘違いしないでほしいことは「苦しい体験は苦しいだけで良いモノではない」ということです。

嫌な思い出が良い思い出になるということはありません。

もし嫌な体験が良い思い出になるならそれは、脳の錯覚なのでそういう間違いには陥らないでほしいなと思います。

「昔は苦しかったけどあれはあれで良かった」

というのは過去を美化しているだけですからね。

それは間違った認識なわけです。



それは脳がネガティブな思考に耐え切れずに、自然とポジティブな思い出に転換しているだけなのでその錯覚には注意が必要です。



嫌な体験は嫌なモノです。

そして苦しい体験は苦しいモノなんですよ。

だからそれを踏まえた上で考えてほしいのですが、「嫌な体験は嫌なものだけどそれを乗り超えると良いことがある」と思うことは重要だということです。

つまり嫌な体験を人生の糧にする努力が必要だということです。

それが出来ればかなり生き方が変わるかなと。

嫌な体験をバネにして成長することもあるので、そういう考えも時には必要です。だからもし苦しい時代を過ごしているなら、それを乗り超える方法を考えること。

そして乗り越えることが出来ればそこから良い状態になれるという期待を持つこと。

こういう意識が必要です。

困難な状況に陥った時に希望が無ければ絶望して何もする気が起きないですからね。だからそういう無力感を抱かないために「困難の先の良い出来事」を期待することも必要なんですよ。

こういう考えがあれば困難を乗り超える意義も見いだせるでしょう。

それが思考を動かすきっかけになりそこから問題解決に近づけるかもしれません。

だからこそ嫌な体験を糧にするのは大事なことなんです。

何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。