禁止されることで逆にやりたくなるのが人間の心理
禁止されると逆にやりたくなるのが人間です。
例えば「シロクマのことを考えないでください」と言われると逆に、シロクマのことで頭が一杯になって他のことが考えられなくなります。
禁止されるとやりたくなる
人間は抑圧されると自由を求めて反発するんですよね。
だから禁止したり抑圧するのは時として逆効果を生みます。例えば「認められない恋」に落ちると、より燃えて駆け落ちしたりします。他にもカロリーの高いモノを、食べてはいけないと思うことで、より欲しくなったりもします。
タバコを吸ってはいけないと考えることでより吸いたくなり、禁煙に失敗してしまう事だってあるわけです。
だからある程度のゆとり設けたほうが良いんですよ。
その方が間違った行動をしなくなりますから。
完全に禁止されると逆にやりたくなるのが人間心理なので、「ある程度ならやってもいいよ」というルールにしておくのが良いかなと。
例えば禁煙を考えている人なら、「吸いたくなれば吸っても良い」というルールにしておいてその代わり吸った時には、運動を必ずするとか別のポジティブな行動とセットで考えるようにしておくと、良いじゃないかと思うんですよね。
我慢するのにもエネルギーを使いますから。
人はエネルギーを使い過ぎると自制心が働かなくなり、間違った行動に出やすくなると言われているので我慢しすぎるのも問題です。
だからこそ適度にゆとりを設けたほうが良いんです。
もちろん何をやってもオッケーと言うルールではあまりにも、無秩序なのでそれはさすがに良くないでしょう。どれだけカロリーの高いものを食べても良いとか、タバコはいくらでも吸っても良いとか、浮気はいつでもして良いというのはさすがにやりすぎです。
適度な諦めも人生には必要
ただ完全に禁止にするのも反発心が芽生えて効果が無いのです。
なので週に1回はジャンクフードを食べても良いとか、タバコは1日3本までなら吸って良いとか、AVを観たりキャバクラに行く程度ならオッケーと言うルールにした方が適度な息抜きもあってちょうど良いかなと。
この辺りのバランスは人によって変わるでしょうが、「完全に禁止」にするというルールは見直したほうが良いかなと思います。
もちろん法律は守らないとダメですよ。
人を殺してもオッケーなんてルールが適用できるはずがないですから。
ただルールによって精神的に締め付けすぎているケースがあるので、そういう場合は多少のゆとりを設けたほうが、効率が良くなるかもしれないという話しです。
まあ適度な諦めも人生には必要だよってことですね。
どうしても夢を叶えないといけないと思うと精神的に苦しくなります。アーティストとして成功するとか、起業して金持ちになるとか、好きなあの子と結婚するとかどれも「達成しないといけない」という名目にとらわれて、精神的に追い詰められる場合があるんです。
夢が叶わない現実に嫌気がさす瞬間が来ますからね。
何度も壁にぶつかっていると頑張ること自体を諦めてしまいます。
反発心を抑える4つの条件
だからこそ逃げ道を用意するのも大事で、仮に夢が叶わなかったとして「まあこういう人生も悪くないな」というプランを用意しておくべきです。
そうすれば心のゆとりが生まれてメンタルが崩れることが減ります。
ちなみに反発する心理を上手く抑えるためには、4つの条件が必要と言われています。
その4つの条件と言うのが以下の通りです。
1・誘惑には素直に向き合いその心理に気づくこと
2・否定したり紛らわしたりはしない
3・思考のコントロールではなく行動のコントロールを考える
4・最も大事な目標を思い出すこと
この4つが大事と言われていてまず素直に自分の気持ちに向き合うことは大事です。必ずいろんな気持ちがありますから、頑張って目標達成したい自分もいれば怠けたい自分もいるものです。
もし怠けたい自分を無視するとそいつがそっぽ向いて暴走してしまいます。
なので全ての感情を否定せずに受けいれるようにしましょう。
色んな感情が沸き起こるのが人間でありその感情には嘘は付けません。
ただ感情のコントロールが出来なくても行動さえコントロール出来ていれば、大きな間違いをせずに済むわけです。「殺したいほど憎い奴」はいるでしょうが実際に殺してしまうと問題です。
しかし行動さえ抑制出来ていれば社会的な問題になることはありません。
だから注目するべきは思考ではなく行動のコントロールです。
そしてそのために最も大事な目標を思い出すんです。1番大事な目標を思い出すことで、その目標に向かってちゃんと走ろうと考えれるようになりますから。
もし反発心が生まれた時はこういう考えで、自分をコントロールしてみてください。
何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。