ちょっとくらいのストレスがあったほうが幸せになれる

ストレスから逃れようとすることで逆にストレスが増える。

こういう考えがあってストレスとは避けるモノではなく、受けいれるモノだという考えがあります。この考えを「ストレスパラドックス」と言いますが、その方が結果的にストレスが減って良い人生が送れるのだとか。


ストレスは受け入れたほうが良い

現代社会はストレス社会とも言われています。

仕事のストレスや育児のストレスが常に付きまとうのが現代です。さらにどの年代でも人間関係に対して、ストレスを感じている人は多いでしょう。正直この世界のストレスから逃れることは不可能なことなんです。

しかしその不可能なことを求めてしまう人がいます。

そうするストレスから逃れたいのに、逃れられないというストレスを抱えてしまうんですよね。それによりストレスがさらに多くなってしまうということがあります。

なので逆にストレスは受けいれいたほうが良いんです。

例えば勉強はストレスでしょう。

しかし勉強のストレスは良いストレスでもありそのストレスと向き合うから、成績が向上して良い学校に行って良い就職先に就くことが出来るわけですよ。もし「勉強がストレスだからやらない」と決めてしまうと悲惨な人生になります。

何も学ばなかった人間の末路は考えればわかるでしょう。

学歴が特別に必要だとは思いませんが、やはり勉強することで身につく知識や論理性、または努力できる人間性は人生には欠かせません。

これらを手に入れることが出来るのは「勉強と言うストレス」から逃げなかった人間です。

つまりストレスから逃げない人間は成長できるわけですよ。


ストレスを乗り超えて成長する

育児や家事は大変かも知れませんが、そのストレスから逃げずにちゃんと向き合うからこそ、豊かな家庭を築けるわけです。仕事もストレスですがそのストレスと向き合うからこそ、出世して仕事のやりがいを感じれるようになるんです。

つまり一定のストレスは人生を豊かにしてくれるのです。

全てのストレスがダメと言う発想自体がダメなんですよ。

確かに世の中には悪いストレスはあります。自分ではコントロールできず、無力感を感じるようなストレスはかなり悪影響です。

そのストレスはパフォーマンスを下げて、不安感を強くし時に精神疾患を発症させたり、病気のリスクを高めたりします。こういうストレスからは逃れることを考えるべきですが、全てのストレスが「悪だ」と言い切ることはできないんです。

誰でも困難な状況に直面するとストレスは感じるモノです。

しかし人生でトラブルに遭遇しなかったなんて人はまずいません。生きていれば必ずどこかで困難な状況に直面するわけで、そういう場面を乗り超えるからこそ人は成長が出来るんです。

つまりストレスを乗り超えるからこそ人は成長するということです。

そうなれば過去のストレスはもうストレスだと感じなくなります。

幼いころは中型犬でも怖かったし夜道を歩くのも怖かったでしょう。一人で家にいるというだけで不安を感じていた時もあるでしょうし、初めて電話に出る時はドキドキしていたはずです。


適度なストレス状態を保つこと

しかし幼き頃に感じていたストレスは大人になれば無くなります。

それはそのストレスを乗り超えて成長したからです。

実際に過度なストレスを感じていた人は、そのストレスを支えに根気強くなる傾向があります。学生時代に地獄のような部活にいた人たちは、就職した先が少々苦しい職場でも、「まあ、あの時と比べればラクだよな」と考えられるのです。

だから根気強く取り組むことが出来るようになるんですよ。

良い緊張感を持つこともまた大事なことで、多少はストレスを感じている方が、パフォーマンスが上がると言われています。例えばリングの上に上がるボクサーがリラックスした状態で戦いに挑んでいればどうでしょうか?

それが油断につながり簡単に負けるかも知れません。

緊張感を適度に保ち多少のストレスがある方が、油断せずに最高のパフォーマンスを発揮することが出来るわけです。

だからこそストレスは避けるモノではなく受けいれるモノなんです。

なのでストレスを感じた時は「よし!やってやるか」と考えたり、「ワクワクして面白そうだ」と思うようにするのも大事なことなんですよね。ストレスがありすぎるのは問題ですが、無さすぎるのもまた問題です。

なので適度なストレスを受けいれて生きるようにしましょう。

何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。