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無駄に苦しまないために考えるべきこと
生きていれば悩んだり苦しくなったりすることはあります。
こうなる理由の一つとして現実の否定があると思うんですよね。起きた事実を否定していると、「もっとこうなれば良いのに」とか「こんなはずじゃなかった」と考えるので苦しくなるんですよ。
だからそれを改めることも大事かなと。
無駄に苦しまないために考えるべきこと
否定をまず辞めてみてください。
極端に言えば起きていることは全て正しいと考えてみることです。もちろん善悪の見解もあるので、戦争や犯罪を容認することは出来ません。ただ「こんな結果は間違っている」という否定をぶつけてしまうと苦しくなるので、素直に現実を受け入ることも必要なことなんですよ。
メンタルの安定を図るためには。
起きた出来事を変えるということは出来ません。
起きてしまったことはどうしようもないわけですよ。仕事では失敗するかも知れないしテストで悪い成績を取るかもしれない。それに恋人にフラれたり離婚を経験したり、病気を経験することもあるでしょう。
どれもが苦しい体験でこの事実を変えることは出来ません。
こういう体験に否定的な感情をぶつけてしまうと、その結果を変えることが出来ない現実にジレンマを感じて無力感を感じます。「自分ではどうすることも出来ない・・・」という思いは、より自分で自分の首を絞めてしまいますからね。
だからこそ現実を受けいれることは重要なんです。
そしてそれを成長のきっかけに考えるほうがまだマシです。
例えば病気になったおかげでゆっくり休む時間が増えたとか、健康意識が高まったことにより病気以前に比べて、体調がよくなったと言えればそれはポジティブな見解が含ます。
「嫌なことがあったからこそ成長できた」
こう思うことが出来れば苦しい体験をバネにして、より良く生きる選択肢が生まれると思うんです。
その方が自分にとっても得じゃないかと。
自ら好んで苦しまないこと
だからこそネガティブな体験をポジティブな事実として考えることが大事です。そうすれば無駄に苦しむことなくネガティブを受けいれて、前向きに生きることが出来ますから。
ただここには注意が必要です。
注意しなければならないのは「ネガティブが良い」という誤解が生まれることです。それは間違っているので強い偏見に陥らないようにはしてほしいなと。
例えば病気になったおかげで健康の大切さを理解することが出来たとか、職場をクビになったおかげでもっと良い会社に就職できたというのは、ネガティブな体験から好転した良い事例です。
しかしこの「良い」という部分はあくまでポジティブな出来事に対してです。
健康の大事さを知ったとか良い会社に就職できたという部分が良いのであって、病気になったとかクビになったというのは決して良い部分ではないんですよ。ただ悪いことがあっても良い事実に変えることが出来るというだけで悪い出来事は悪い出来事なんです。
そこはちゃんと理解してほしいなと。
嫌な体験は無い方が良いですから。
つまり好んで苦しくなる方向に自ら行かないことです。
無駄に苦しまないというのは本当に重要で、世の中には無駄に苦しくなろうとする人たちがいます。
例えば「仕事は苦しい思いをして働くものだ」と言う見解があります。これは確かに正論ではありますが、理想から考えれば苦しいことが無い方が良いわけですよね。
だから嫌なことをしないで良いならそう考えるべきではないかと。
悪いことを受容する
嫌なことをポジティブに考えているとそこに必要性を感じます。つまり「仕事は汗水たらして必死に働くものでそれが良いんだ」と考えていると、仕事はそうあるべきだと思いこみ嫌なことをしなければならないと思うんですよ。
そうやって非効率な働きかたをすることがあります。
効率よく作業が進んで生産性が高まるなら、効率が良い方を選ぶのが得策だと思うわけですよ。苦しむことに美徳意識を芽生えるとおかしな論理になりますからね。
しかも間違った美徳意識は他人に強要することにつながります。
苦しい仕事の仕方を他人に強要する生産性の低い上司も、世の中には数多くいるのではないでしょうか。
だからそこは改めるべきかなと。
無駄な我慢や努力はしない方が良いんです。
感情的に考えると伝統的な背景から理不尽を人に押し付けることがあります。しかしそれをしている限り無駄に苦しむ人を生み続けるわけですから、間違った伝統を改めることも大事なんですよね。
能力が無いのに権力だけある人とかいますからね。
目上の人に従うという伝統が日本にはありますが、こういうケースでは逆らうほうが賢い判断だと思うわけです。
だからこそ悪い部分は素直に悪いと考えましょう。
悪い部分を否定すると苦しくなるので否定するのはやめたほうが良いですが、それを肯定するのも違うと思うんです。
大事なのは受容することです。
受けいれるということが大事で悪い部分を良いと思うのではなく、悪い部分を悪いと思いながらも良い部分も見出すということが必要なんです。
これが出来れば苦しみが緩和されると思います。
何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。