自分のことを自分はよくわかっていない

自分が思っているほど自分のことはよくわかっていません。

自分という人間は「こういう人間だ」という思いで作られるわけではなく、行動に伴って自分が出来ると言えます。


自分は行動から生まれる

行動からアイデンティティが決まると考えるほうが正確かなと。

例えば自分は「この食べ物が嫌いでこういうスポーツが好きで・・・」と考えたとします。しかし実際にやってみたところ嫌いだと思っていた食べ物は食べたら好きだったとか、好きだと思っていたスポーツをやってみたら嫌いだったということはありますよね。

好きや苦手もやってみないとわかりません。

それがわかるのは行動です。

つまり行動によって自分を知ることが出来るわけですよ。

「自分には才能が無い」と思い込んで挑戦しないということもあると思います。しかし挑戦さえしておけば成功できたかも知れないわけで、才能のあるなしを決めるのは行動でしか判断できないわけですよ。

だから行動することって大事だよと。

それが自分を知るきっかけになりますから。

自分の思いこみで自分を歪めることはよくあります。過去の体験から「自分なんて魅力がない」と思い込み、現在十分な魅力があるのにそれを発揮せずに引きこもっている人もいるでしょう。


まず試してみること

そうやって自分を歪めて制限をかけてしまうんです。

そうなると本当に魅力のない自分が出来てしまいます。

本当の自分は魅力があり多くの人から好かれる要素を持っているのに、自分の思い込みから歪んだ自分を作りあげて、誰も得しない要素を持ってしまうわけです。

だから思い込みと言うのは怖いモノなんですよ。

なので大事なのはまず試すことです。

まずは試してみて本当に自分は能力が無いのか、魅力がないのかをテストする必要があると思います。例えば受かるわけはないと思っていた試験に挑戦してみたら合格できたということはあると思います。

また付き合えないだろうと思いながらダメもとで告白すると、OKを貰えたということもあるでしょう。

自分では出来るわけないと思っていても挑戦したら出来たということはあるんですよ。

ただこれは逆のパターンのあり得ます。

合格すると思っていたのに不合格になってしまったとか、付き合えると思っていたのに告白するとフラれてしまったとか。こういう体験もよくあることで挑戦してみないと自分がどれだけの能力や魅力があるのかはわからないんですよね。

なので自分を知るならとにかく行動です。


環境を変えてみる

自分を自分の心の中で知ることは出来ないんです。

それは自分からみた自分のイメージであって偏見ですから。本当の自分を知りたいなら自分の中ではなく外に目を向けることが重要です。とにかくいろんな体験を積んでいくことが必要になるのではないかと。

なので感情的に決めずに外部の要因で判断することが大事です。

また人は環境の影響を強く受けます。

なので環境さえ変わってしまえば自分を変えることも可能です。もちろん性格的な要素や根本的な問題で、環境を変えても上手くいかないということはあります。

ただ環境を変えて上手くいくケースもあるので環境を変えることで、何かしらの変化が生まれる可能性は高いかなと思うんですよね。

なので周囲の環境にも目を向けてみてはどうかなと。

ある論理では「親しい友人5人の平均が自分」という考えがあります。

不思議なことで体重や幸福度や年収など友達に影響されることが多かったりするんですよね。だから周囲の影響が大きいという事実を踏まえるのも大事で、もし自分に変化をもたらしたいと思うなら環境の変化を考えるのが得策かなと思います。

もっと周りを見るという意識が自分を変えることにつながります。

なので自分の心だけに目を向けずに環境や行動にも気を配るようにしてみてください。

何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。