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物静かな人にだけ隠されている特有の能力とは

自信満々に雄弁に語る人がより高い評価されます。

自信がある人ほど評価されやすいのがこの社会ですからね。物静かで主張が少ない人は悪いイメージは無いモノの、特に高い評価もされないのが現状ではないでしょうか。

ただ物静かな人も奥深くには大きな価値が眠っているんですよ。

そういう部分に目を向けることも必要ではないかと。

世の中は多く発言してみんなを率いるリーダタイプを高い評価しますが、そういう人だから優秀と言うわけではないんですよ。実際にそういう人ほど後に評価を落すことがよくあります。

自信はただの過信である可能性も高いですからね。

つまり自信がある人が能力の高い人だという保証は無いわけです。ひょっとしたらただのナルシストだったということもありますからね。だから自信に惑わされないことも大事なことです。

一方で物静かな人は物事を良く考えて慎重に事を運びます。

なのでそういう人ほど深い洞察力があり細かい所まで目が行き届いたり、深く考えているため失敗に対しての配慮も、あらかじめ準備していたりするわけですよ。


つまり物静かな人ほど用意周到で、無駄な失敗を避ける能力がスバ抜けて高い人だということです。


物静かだからこそ有能であるとも言えるんです。

自信が無いということは過信していないということです。つまり不安感が強いので失敗しないために準備に余念が無く、出来る限り失敗しないような対策をいくつかも立てるわけですよ。

そうやって策を2重3重に張るんです。

だからトラブルが起きてもすぐに対処できたります。

そうすることで大きな失敗を避けることが出来るので潰れることなく、長期的に成功し続けられる素質を持つことが出来るんです。自信がある人ほどハイリスクを取りますがそういう人ほど、そのリスクを許容できずに潰れてしまいますからね。


物静かな人ほど適切なリスクを取れる傾向があります。

なぜならリスクに対して敏感だから。


もちろん過度にビビり過ぎて全く挑戦しないということもありますが、自信満々の人ほど、過度なリスクを取り過ぎて大きな失敗を招くことが多いのも事実です。

だから「リスクは適切に取る」のが大事なんですよ。

それが出来るのが物静かで冷静な人なんです。ただそういう人ほど社会的に評価されていないので、世の中はもっとこういう人の潜在能力を認めることも重要ではないかと思うんですよね。

そういう人ほど特有の能力を持っていますから。

例えば「有能なリーダーは内向的だ」という話があります。

なぜなら内向的な人は周りのことをよく見て、必要以上に口を出さないので積極的なメンバーがいれば、そのメンバーの能力をフル活用できるからです。

一方で外向的な人は自信過剰な人が多いので、自分の指示で動く人を好みます。

そうなると優秀な部下にも指示してしまうわけですよ。

部下がもし自分よりも優秀であればその部下に任せるほうが効率が上がりますからね。だから能力が高い部下がいる場合は何も言わないほうが良いわけです。

もし有能な外交的なリーダがいれば組織も効率よく動きます。

ただ外交的であっても有能で無い場合、つまり無能なリーダーだと非効率な指示をしてしまうので組織の生産性を下げてしまうわけですよ。

一方内向的な人は他人の話をよく聞いたり他人に考えてもらったりします。


だから内向的なリーダーは有能なメンバーからのアドバイスを、そのまま反映して上手く活用することができるんですよね。


そうやって組織全体の効率を上げることが出来るんです。

だから物静かで内向的と言う気質も一つの才能です。

全員を良い方向に導くというのも良いリーダーですが、全員からアドバイスを受けて良い方向にみんなで歩むというのも、また良いリーダーの証なんですよ。

そしてそれが出来るのが内向的なリーダーなわけです。

だから物静かな人も良い能力はあるんです。

なので外向性だけを評価せずに内向性の良い部分を見極めること。それが出来ればもっと多様な能力を社会で活かせるだろうと思います。

何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。