人間の深層心理にある根源的な欲求

人間には根源的な欲求があるとされています.

いろんな見解があり細かく分ければ数十個の欲求もあると言えますが、大きく分けると3つの根源的な欲求に分けることが出来ます。


人間の深層心理にある根源的な欲求

人間の根源的な欲求は以下の3つです。

・関係性
・自分の価値
・自由

この3つが根源的な欲求としてあると言われているんですよね。

そしてこれらの欲求を満たすことで人生の満足度が高まり、精神的に安定することが出来るわけです。しかし逆に満たすことが出来なければ不安になり、人生の満足度が下がってしまうんですよね。

だからこそ根源的な欲求をどうすれば満たせるか?

これを真剣に考えることも大事かなと思うんです。

そのためにこれらの欲求がどういうモノかを把握することがまずは必要です。なので1ずつザックリとこれらの欲求を解説していこうかなと思います。

まず一つ目は「関係性」です。

これは他人とのつながりを意味するモノで人は誰かと関係を持ち、コミュニティの中でつながりを持たないと基本的には生きていけないんですよ。昔から集団生活をすることで繁栄してきた生き物なので、社会的なつながりは根源的に必要とするんです。

例えば引きこもりの人でもネットを使いますよね。

Twitterや2ちゃんねるを使って投稿するのは、誰かと繋がりたいという根源的な欲求の表れです。引きこもっていると孤独を感じやすいので居場所としてネットの世界を選ぶことが多いんだとか。

そうやってなんとか集団の中に紛れようとするんです。

「恋愛したい」
「友達が欲しい」
「仲間を作りたい」

なども全て関係性の欲求から来ています。


自分の価値に気づくこと

とにかく人は他人とのつながりを求めて孤独を避けるわけです。

これが関係性の欲求でありこの欲求は根源的なモノです。なので社会とのつながりを出来るだけ保つようにしておくのが適切かなと思います。

次の2つ目は「自分の価値」です。

これは自分自身に価値があると思いたいという欲求です。そのために知性や運動能力または仕事のスキルや社会的な地位など求めます。そうやって自分の価値を表現したいと思うんですよ。

なぜなら自分の価値を見出すことで生きる意味が生まれるから。

「自分はこの世界で必要な人間だ」

と思える方が生きる原動力につながりますからね。逆に「自分は無価値の人間だ」と思ってしまうと自分がこの社会で必要とされていないと思いこみ、生きる意味を見失ってしまいます。

だからこそ自分の価値に気づくことは大事です。

自分の価値を見出すからこそやるべきことも見えてくるわけです。例えば手先が器用な人は職人を目指すでしょうし、歌が上手い人は歌手になりたいと思うでしょう。

また面白いことが言える人は芸人を目指すかもしれません。

「自分は人の上に立ち社会に貢献できる価値がある」

と思っているなら起業家や政治家を目指すかもしれません。


自由を人は求めている

自分の価値に気づくことでやるべきことが見えてきて、それが生きていくための原動力になるわけです。そうやって夢を追いかけたり、生きる理由を見出したりするわけです。

逆に自分の価値に気づかない人は「自分は何も出来ない・・・」と思い込み、生きる気力を失ってしまいます。

だからこそ自分の価値を見出すことは重要なんです。

なのでそういう意識も生きる上では必要かなと思うんですよね。

そして最後は「自由」です。

とにかく人は自由を求めます。

逆に強く他人に強制されると反発したくなります。自由が脅かされるというのは強いストレスなので、人はいくつかの選択肢の中から自分で決断するということをとにかく重要に考えるんですよ。

自由は心のゆとりやモチベーションアップにつながりますからね。

逆に自由が無いというのは精神的にかなりストレスなんです。

なので自由を求める根源的欲求に答えることも大事です。選択肢を常にいくつか用意して限定しないことが重要です。狭い選択肢は自由が無いと感じるので危険だからです。

だからこそ選択肢の多さに着目することも大事なことです。

これら3つの欲求を満たすことで人生の満足度が劇的に高まるので、精神的に安定したい場合はこういう根源的な欲求の存在を、意識するのは特に大事なことかも知れません。

何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。