見出し画像

約束は行動に大きな影響を与えるが危険性もある

約束するというのが不正をさせない方法の1つです。

人は自分の言動に一貫性をもとうと考えるので、約束してしまえば「相手の行動に一貫性が生まれるだろう」と考えることが出来るわけです。ただ約束の形は意識したほうが良いですけどね。


約束は不正をさせないきっかけになる

約束の効果があるのは本人が自発的に約束した時です。

強制的な約束は相手が見ている時にだけ発動するものなので、主体的に約束させるということが重要になるんですよ。例えば親から「勉強しようね」と言われてその約束をしても、それは親から強制されたモノなので親の前だけでしか発動しないわけです。

親が見ていない時は手を抜くんですよね。

さらに元から約束を守る気が無い人もいるので、約束と言うのが絶対的に効果があるとも言えないんですよ。

なのでその辺りは注意しておいてほしいなと。

しかしそれでも約束の効果は期待できます。

なぜなら約束は自分の信用につながるからです。

まともな知性がある人なら人間関係の重要性を把握しています。約束を守らない人ほどいい加減で信用できない人だと思われてしまうのが社会なので、健全な社会生活をするために信用は必要だと考えられます。もし信用を欠くと生きづらくなるので信用を重要視するのは当然なんですよ。

だから基本的には約束したことを守るんです。

約束を破るのは社会的な信用を失うことですからね。なので約束は行動を促すうえで効果的だと言えるんです。


約束のメリット・デメリット

特に大勢の前で約束すれば逃げられなくなるのでより行動力が出ます。

約束を公にすることで矛盾した態度を取らないようにそういう意識が芽生えます。

もし怠け癖があるとか行動力を高めたいと思うなら、公の場で約束するというのも1つの方法だと思うんですよね。

「俺は必ず起業して金持ちになる」
「私はダイエットしてスリムになる」

と言うことを公の場であえて宣言するんです。

今ではSNSなどでもあるので公の場で公言するというのは決して難しいことでは無いんです。

もちろん心理的な障壁はありますが・・・

ただこういう発言をすることで矛盾した行動をしなくなる可能性が高くなります。なので行動力を高めるためにあえて公の場で宣言して、みんなと約束するというのも1つの方法かなと思うんですよね。

ただこれにはデメリットもあります。

他人との約束のせいで自分の行動を変えることが出来なくなり、泥沼にハマることもあるのでそれは注意が必要だと言えるでしょう。例えばヤンキー友達と「一生の友達だ」と言ってしまったがゆえに、勉強の時間が取れなくなりその友達と遊ばなければならない状況になったりします。

これはデメリットですよね。

途中で方向転換が出来なくなるというのは大きなデメリットです。


無駄な約束はしないこと

約束は時としてデメリットを生みます。

良い方向に進んでいる時はそのまま突き進めるので約束が効果的になりますが、間違った方向に行っている時は方向修正出来なくなるので大きなデメリットになってしまうわけですよ。

「自分は絶対に夢をかなえるんだ!」と公言したせいで他の夢を追うことが出来なくなることもありますからね。

そういうリスクも潜んでいると言えるでしょう。

一度他人に意思を表示してしまったせいで途中から気持ちを変えることが出来なくなることはあるんです。合理的に考えた上で「行動を変えたほうが良い」と言えるならそうするべきでしょう。

しかし約束が邪魔になり行動の変化が起きないこともあります。

しかも約束を守るために他人に嘘をつくこともあるんです。約束の達成が難しい状態では他人のサポートが必要なのですが、それが他人にそれがバレると自分の信用を落すので嘘をついてしまうことがあるんですよ。

「意外と順調に進んでいるよ!」

と見栄を張ってしまうんですよね。

公に宣言したがゆえに自分の進歩状況の悪さを隠すことはあるんです。そうやって他人を頼ることが出来ずに状況が悪いままになることもあります。

なので約束のデメリットはちゃんと認識するべきだと言えるでしょう。

何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。