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自分を苦しめないためにルールを破ろう

自分に課したルールで自分の首を絞めることがあります。

なので適度にルールを破ることも大事かなと。法律などの社会のルールは守る必要があるのですが、自分の中で決めたマイルールには曖昧さも大事なんですよね。


自分のルールで苦しまないために

例えば自分ルールの中にはこのようなモノがあります。

・常に100%のベストを尽くさないといけない
・周りの人に弱いところを見せてはいけない
・他人に気をつかって明るく振舞わないといけない
・失敗してはいけない

などこのようなルールを自分に課すことがあります。

これらのルールに厳格すぎると自分自身を苦しめることにつながり、精神的に追い詰められることになります。例えば常に100%のベストを尽くそうとしていれば、常に気を張ることになり過度な緊張状態に陥ります。

そんな状況では逆にパフォーマンスが下がります。

自分に厳しくしたせいで適度な緊張感が無くなり、プレッシャーに押しつぶされてしまうのです。リラックスすることも時に大事で必要以上に、力んでいると上手くいかないものです。

だからこそ常に100%のベストを尽くそうとは考えない方が良いのです。

さらに失敗してはいけないと思うことで、不安感を強めてしまい困難な挑戦が出来なくなります。

失敗してはいけないと思うと完璧主義に陥ります。

完璧主義の人は失敗を極度に避けるので、自分の出来ることしかしなくなり挑戦することが無くなるんですよね。そうやって成長の機会を逃して自分の首を絞めることになるんです。挑戦することで成長ができて問題を解決できるようになるのですが、挑戦しなければその成長を得ることはできません。挑戦した方が次のステージに進めるのですがそれが無くなってしまうのです。


自分ルールを天秤にかける

それがどれだけ人生において悪影響なのかはわかると思います。

だからこそ完璧主義は怖いのです。

たまには自分を甘やかすのも大事なことです。

さらに他人に対して気をつかいすぎると、相手に良いように扱われ都合の良い人間として見られることがあります。相手のお願いを全て聞いているとこちらが大変になり、逆にお願いを聞くしかない関係性になるので友人関係が主従関係に発展します。

そうなったら相手の奴隷になってしまうんですよ。

そして一度そのような関係を作るとずっと雑な扱いをされます。

なので勇気をもって相手のお願いを断ることも大事です。断った時に愛想つかされるかもしれませんが、その程度で離れる友達は友達と呼べず一緒にいないほうが得です。

本当に良い関係を作れる人は他にもいますから。

そういう人と適度な距離間で良い関係を作るのは大事なことだと言えます。

このように自分のルールや常識を、「守ること」と「破ること」を一度、天秤にかけてみると良いと思います。
この時に守るほうがリスクが高く損が大きいと判断すれば、ルールは破ったほうが良いかなと。


責任の分担を考える

ルールに厳格なのは誠実で責任感の表れだと言えます。

これ自体は良い事だと思いますが度が過ぎると大変なことになります。

責任感が強すぎるのは問題で、その責任感が自分の首を絞めることがあるわけですよ。まずは合理的にフラットに考えるのが大事で「全て自分の責任ではない」と考えるようにするべきです。

これは無責任な発言ではなく事実の話です。

どんな状況でも100%全て自分の責任と言うことはありえません。例えば家族が問題を抱えた時には自分以外に、経済的な問題や健康的な問題があるでしょうし、他にも人間関係や仕事の問題が考えられるわけです。

自分の責任はその内の1部に該当するだけです。

つまり100%自分の責任と言うことはまずないわけですよ。

問題には環境や他人、そして運の要因も含まれています。

だからこの事実を踏まえて自分の責任を考えるべきなのです。責任感が強すぎると責任を全て自分に課す傾向があります。

強すぎる責任感は苦しむきっかけになるので注意が必要です。

「無責任になれ!」と言うわけではなく、適切な責任の分担に気づくことが大事だということです。

メンタルがおかしくなった時には、自分に厳しすぎる場合があるので、そういう時はもう少しゆとりを持つことを考えてみましょう。

何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。