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問題を解決するために必要な2つの視点とは

問題点を改善する為の考えとして2つの視点があります。

1つは主観的な視点で2つ目が客観的な視点です。どちらも重要になるのですがどちらかの視点に偏ることがあるので注意が必要になるんですよね。


問題を解決するための2つの視点

自分の問題になると主観的な視点に偏る傾向が強くなります。

主観的な視点の時には自分以外の問題点に気づくことが多くなり、自分への意識が希薄になってしまうんですよね。

例えば成績が悪いという問題の場合。

主観的な視点でこの問題を見ると家庭環境や、親の知性また教師の説明が悪いことや友達付き合いなどの問題点が見えてきます。そうやって自分以外の問題点を取りあげること多いんですよ。

ですが成績が悪いという状態に対して、全て周囲のせいであるとは言い切れません。

確かに周囲の悪影響はあるでしょうが個人の問題点をもあるからです。

なのでそういう考えも大事かなと。

逆に個人の問題点に気づきやすいのは客観的な視点です。

客観的な視点ではその問題を抱えている対象に意識を向けることが多いんですよね。成績が悪いという問題の場合ではその生徒自身の、能力やモチベーションなどに意識を向けることが多くなるんです。

そうやって本人がどのような努力をどれくらいしていて、怠惰な生活を送っていないかを検討したりします。

客観的な視点では本人の気質や能力などに目を向けることが多いんです。


立場が違うと問題意識が変わる

このように視点の違いで問題点の見るべきポイントが変わります。

成績の問題を抱えている生徒は周囲から受ける影響を考えて、親や教師また勉強環境の問題点などを意識します。しかし親や教師からするとその子供自身の問題点を見るんですよね。

こうやって主観的な視点と客観的な視点の行き違いが生まれます。

子供からすれば教えてくれる人を別の人に変えたり、教わる環境を良くしてほしいと思うのですが、親は「子供のモチベーションの問題だ」と言い切って子供自身の態度の変化を望んでしまうわけですよ。

そうやって取り組む問題点が違ってくるのでスムーズな問題解決が出来なくなります。

なのでこういのは両方とも意識する必要があるわけですよ。

立場によって問題意識が変わるので注意が必要と言うことです。

主観的な視点が強いと自分の問題に気付かず、客観的な視点では周囲の問題に気付かないですからね。もし自分の問題を解決したいと思った場合は、周囲の問題には気づきますが自分自身の問題に気付く可能性は低いです。

なので意図的に自分の問題点を見つけることが重要です。

また他人に対してアドバイスをする場合はその人自身の問題点に気づくことは多いのですが、その人の周辺の問題点に気づくことが出来なくなるのでそういう部分に目を向けることが重要になってくるでしょう。


思い込みをパワーに変えること

2つの視点の内どちらかを意識する必要があると言えます。

一方の視点だけで考えると偏見に陥りますから。

ちなみに周囲の環境で能力が制限されるということはよくある話しです。なのでそういう思い込みが形成される環境があるかどうかも、検討することが必要かなと思うんですよね。

例えば頭が悪いと思い込んでいる場合。

こういう場合ではテストの点数が本当に悪くなるということがあるんですよ。ステレオタイプと言う考えがありますが運動能力が悪いと思いむとスポーツテストの成績が悪くなったりするので、そういう思い込みから解放される考え方は必要になるんです。

ステレオタイプの問題を解決するにはその思い込みを、パワーに変えるように考えるのが良いと思うんですよ。


例えば集中力が無いという思い込みがある場合。

こういうケースでは「逆に創造性は高い」とか、「色んなことに気づく能力が高い」という思い込みに変えてしまうことが大事です。そうやって思い込んでいる能力をポジティブに捉えることで別の形で、能力を発揮することが出来ますから。

自信がなく魅力が無いと思い込んでいるなら、そういう自分だからこそ他人に優しく出来ると考えたり、自信が無いからこそ誰よりも慎重に準備できるとポジティブに考えるんです。

そうやって思い込みを有効に使うのが賢い考えだと思います。


何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。