嘘をついてはいけないというのは間違っている

嘘をつくというのは決して悪いことではありません。

なぜなら嘘をつくメリットもあるから。

例えば嘘をつくことで人間関係が良好になることがあります。容姿に対して嘘でも褒めるほうが、事実を言うよりも関係性が良くなったりするんです。

そんなに可愛くなくても「可愛いね」と言ったり、それほどカッコいいわけじゃないけど「カッコいいね」と言うほうが、相手に好印象を与えやすいと思うんです。

そういう嘘は決して悪いモノじゃないです。

だから嘘をつくメリットもあるわけです。

もし相手のダメな部分を「事実だから」と言って口にすれば、恐ろしいことになるのは目に見えているわけですよ。誰だって受けいれたくない現実の１つや２つはあるでしょうからね。

素直さは時に凶器なんですよ。

だから賢い嘘も必要だろうなと。

それに多くの人は日常から嘘をついています。そしてそういう嘘を許容しています。人は他人の嘘には批判的になりますが、自分の嘘には寛容ですからね。

例えば女性であれば容姿に対して嘘をつきます。

日常的に化粧もするしバストのカップ数を盛ることはよくあるでしょう。こういうのは当たり前のように行われています。それは女性だけではなく男性も同じです。男性の場合は見た目の嘘は少ないですが社会的なステータスでは見栄を張ります。

だから無理して高級車を買うし、自慢話を良くするし、年収を少し高めに言ったりするですよ。

そうやって地位の高さをアピールするんです。

このように人は日常的に嘘をつきます。

遅刻の言い訳を考えることもあるしやる気も無いのに「頑張ります！」ということもあるし、「自分はちゃんと努力している」と自分自身に嘘をつくこともあるでしょう。普段から多くの嘘をついているのが人間でそれが当たり前なんです。

そして人は嘘をつくのが好きだったりします。

実際に嘘がバレずに貫き通すことが出来た時は達成感を感じたりしますからね。そうやって他人を騙すことが快感になり高揚感を感じることがあるんですよ。

嘘をつくのは快感なんです。

だから辞められないということもあるんです。

このように世の中は嘘で蔓延していて多くの人が平然と嘘をついて生きています。こういう世の中が現実なのでその世界に生きているなら、むしろ嘘を上手くつきながら良い生活をするのが好ましいのかなと思うんですよね。

正直者がバカを見る事もありますからね。

正直にミスを報告したら怒られたり、嘘をつかないせいで評価を落すこともあります。自分の素直な気持ちを言葉にすれば嫌われることもあるし、女性がすっぴんで男性に会ったり、男性が弱い部分を女性に見せたりすると、異性から相手にされないこともあるでしょう。

だから嘘を適切につくというのは大事だと思うわけです。

ただやっぱり嘘にはデメリットもあります。

嘘のせいで誰かを傷つかせることがありますからね。

だからついて良い嘘と悪い嘘は見極めが必要だと思います。良い嘘ならメリットが大きいので積極的に使用するべきかなと思います。それこそ「嘘から出た実」と言う言葉もありますよね。

嘘が本当になることもあるわけです。

例えば能力を偽って自信だけを見せつけたことで、良い評価になり面接に受かったりすることがあります。または良い印象を与えたことで恋人が出来たりすることもあるでしょう。

そうやって可能性を広げる人がいるんですよ。

それをきっかけに幸せを掴む人もいます。

政治家は達成できない公約を掲げるし、起業家は達成できるかわからない夢を語って仲間を作ります。そうやって政治家として長く生き続けたり、起業家として成功することもあるんですよね。

だから嘘も時として大事かなと。

なので「適切な嘘」を使うという意識が必要だと思うわけです。