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人気者になるには細かい部分を意識しないといけない

誰かの評価を基準に評価することはよくあります。

つまり他人の評価を見てから、同じような評価をするということがよくあるということです。そうやって最初の1人の評価に基づいて評価の連鎖が生まれて、人気者が生まれるんですよね。


評価は連鎖する

人気と言うのは評価の連鎖で生まれるんです。

なんとなく最初の一人が「これ良いかも!」と評価すると、それに続いて他の誰かも「これも良いかも!」と言い出し、そこに次いでまた別の誰かが「これ良いかも!」と言い出すわけですよ。

ある人が誰かの評価を聞いてそれに流されて、他の人も評価しその連鎖が続くことで世の中の評価が決まるんですよ。

そうやって人気や流行が生まれるわけです。

つまり人気とはその人や商品の良さではなく、誰かの高評価がきっかけで人気が生まれるということ。

「なんでこれが流行っているの?」

と思えるような文化もありますよね。

それは人気が人気を生んでいるので、商品の良し悪しは関係ないんですよ。

特に女子高生のブームは移り変わりが激しくて、人気に次ぐ人気で流行が生まれている典型例だと思います。昔は携帯電話に多くのストラップを付けるのがブームだったし、ルーズソックスなどが流行っていた時代もあります。

しかしそれは今の時代では「ダサい」と言われるでしょう。

このように本質的に良い悪いという判断をしているわけではないので、人気が人気を呼ぶ流行というのはすぐに終わってしまうものでもあるんですよね。

それでもこの原理を意識するのは大事です。

こういう原理への理解があれば応用ができますから。


バタフライエフェクト

例えば「人気の曲」と言われるとその曲を聞こうと思うし、「多くの女性が使っている化粧品です」と言われるとその化粧品を買おうを思ってしまうわけです。こういう原理があると分かればこれをビジネスの世界で使うことも出来ますよね。

流行と言うのは些細な出来事から始まりますから。

誰かが認めると他の人も認めてまた他の人も・・・

という連鎖から人気が生まれて、最初に評価した些細な1人の人物から大きな流行が生まれたりします。

こういう現象を理解して人気を操るのも必要かなと。

世の中にはバタフライエフェクトと言われる言葉があります。

これは「南米で蝶が羽ばたくとアメリカで台風が起こる」と例えられるような話で、些細な出来事が連鎖して想定できないような、大きな出来事に発展するという例えで使われています。

このように不思議なことがきっかけで大きなブームが生まれることはあるわけです。

だから「なんか良いよね!」という文化を作った人が勝つわけです。

人は「何かしらの明確な原因があってそこをきっかけに、大きな結果が生まれる」と考えてしまうのですが、実際にはそんなことは無いんですよね。実際のところは些細なきっかけの連鎖が、大きな結果を生むということなんですよ。

実際にある実験ではグループごとに好きな曲をダウンロードしてもらうと、人気の曲がバラバラになったという話があります。


認知が人気を作る

良い曲と言うのは「本当に良い曲」ではなく小さな人気の連鎖が続いて、人気になった曲のことです。

つまり他人が認めた曲が「良い曲」と言われるんです。

もちろんあまりにも出来の悪い曲は高評価を貰わないし、理解もされないでしょう。実際に「本当に良い曲」であればどのグループでもある程度人気の曲のになると言われています。

なので品質や実力と言う要素に目を向けるのも大事なことです。

人であれば実力を養うことを考えて、商品であれば機能性や品質を良くすることを考えるのは必要だと言えます。

ただそれだけでは1番にはなれないんですよ。

それほど美人ではない人が芸能界で成功したり、めちゃめちゃ面白い芸人でもなかなかチャンスが回ってこないということもあるんです。それは実力だけで勝負しようとしてしまうから。

実力と言うのはあくまで1つの要因に過ぎないんです。

結果を出すならもう少し複雑な作業も必要になるんですよ。

大きな人気を得たいなら実力だけでは難しいので、他の人気を作るための要素を考えた方が良いと思うんですよね。例えばできるだけ露出を増やすとか有名な人に紹介してもらうという作業が必要だと言えます。

そうしないと人気者になれないですから。

どれだけ実力があっても・・・

なので認知が人気になると考えるのも大事なことだと思います。

何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。