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怒っている人の3つの特徴とは

街中で怒っている人をたまにみかけます。

それだけではなくネットを開けばそこらじゅうに怒っている人がいますよね。怒っている人には3つの特徴があると思っていて、それぞれで複雑な心理を抱えているんですよ。


怒っている人の3つの特徴とは

怒っている人の3つの特徴を挙げると以下の通りです。

・正義感がめっちゃ強い
・愛情から生まれる怒り
・アイデンティティが傷つく

この3つが怒っている人の特徴として挙げられます。

1つずつ解説していくとまず「正義感が強い」と言う理由があります。怒っている人の中には正義感がとにかく強く、悪を懲らしめようと思って正義の拳を振り上げる人が結構いるんですよ。

特にネットでは顕著に見受けられると思います。

不倫をした芸能人を必要以上に叩いたり、日大タックル問題などではずっとツイッターが炎上し続けていました。

正義感が強い人は徹底的に戦うことを好みます。

なぜなら正義が負けることはあってはならないから。

戦っている相手が悪で自分が正義だと思っているので、負けることが許されないと考えるのです。もし自分が負けると正義が敗北して悪が蔓延すると思っているので、絶対に負けを認めないし引くことを知らないんですよね。

そうやって泥沼の戦いが勃発するんですよ。

この正義感の面倒臭いところは争いを生むことです。

正義感を振りかざすのは勝手ですが、相手にも別の正義があることを忘れてはならないのです。しかし正義感を振りかざす人は相手の正義の存在を忘れて、対立する存在を完全な悪だと思い込みます。


正義という悪

実はこれは相手にとっても同じことなんです。

相手もまた強烈な自分の正義を振りかざして戦っているのです。

つまり戦っている本人たちは正義VS悪という構図だと思っているようですが、現実的には正義VS正義の戦いなんですよね。

だから一生この戦いは終わらない・・・

正義感の怖いところは平気で戦争を仕掛けることが出来るところです。

極端な事例で言うとテロ集団のイスラム国が「ジハード」という聖戦を語って、あらゆる国にテロを仕掛けていたことがあります。彼らは自分たちの正義のために戦っていたわけですが、一般の人間からするとあれは危険思想のテロ集団だったわけですよ。

だから世界から排除されてしまうんですよね。

こうやって正義を振りかざすと戦争すらも簡単に行えるのです。

つまり争いが生まれるのは「正義」があるからなんです。そう考えると正義は悪でもあると言えますよね。例えば自分のことを「悪」だと思っていると、その時点で間違いを認めているようなものなので、争いを生むことを避けることが出来ます

どこかでブレーキをかけることが出来るんですよ。

だって間違いを認めることが出来ているから。

例えば自分の意見にも間違ったところがあると思いながら、意見を主張していると他人から「○○という部分は間違っている」と言う指摘が来た時に、素直にその間違いを認めることが出来るわけです。


悪こそ正義と言う考え方

そうなれば無駄な争いを生まずに済むでしょう。

しかし強烈な正義感ではそうはいかないのです。

自分の間違いを認めることが許せないので、徹底的に相手を攻撃して論破しようとしてしまうんです。そうやって正義VS正義の争いが生まれて激しい言い争いが生まれます。

その戦いの行きつく先は暴力に発展するケースであり、最悪の場合は殺し合いに発展してしまうんですよね。

だからこそ強烈な正義と言うのは強烈な悪でもあるんです。

逆に争いを生まないという視点から考えると悪こそ正義なんじゃないかと。間違ったことをしているという自覚があれば、他人に対しても厳しい言及はしません。

「まあ自分も同じくらい間違ったことしてるしな」

と思うことが出来るわけですから。

そう思うことが出来れば他人に優しく接することが出来ますよね。真面目で正義感が強い、学級委員長タイプの人間はとにかく人に厳しく接します。正しいことを言っているつもりかも知れませんが、ルールに厳しすぎたり他人を指摘しすぎれば必ずトラブルが生まれます。

だからこそ強烈な正義感は持たないほうが良いんです。

正義と言う悪が存在することを覚えておくべきです。そして時には悪と言う正義もあるんだよって考えることは大事なことです。

長くなりそうなので続きは次回に回したいと思います。


何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。