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自分を許すことも時には必要なこと

自分を許すことも時には必要なことです。

ストイックに自分を追い込むというのは聞こえは良いですが、それは心身ともにダメージの大きい行為です。だから時として自分を甘やかすのも大事なんですよね。


自分を許すことも時には必要

自分に対して適切な批判は必要です。

しかし過剰な批判はモチベーションを下げたり、無力感に繋がってしまうので危険なんですよ。もし自分に対して厳しくし過ぎて無力感につながると、頑張ることを諦めてしまいます。それが本当に良い事なのかどうかは考えるべきでしょう。

適度にダメな自分を許すのも大事なことですから。

例えば犬を使った実験があります。

この実験ではいくつかの部屋を用意してそこに犬を入れます。そしてその部屋に電流を流すのですが、実はどの部屋に逃げても電流から逃げることが出来ない仕組みだったんですよ。

そうすると犬は最終的に逃げ回ることを諦めたとか。

犬は「どこに行っても電流からは逃げれない」と学習してしまったので、逃げ回るということをことを辞めてしまったんですよね。

その後に全ての部屋に電流を流すのを辞めて、部屋を変えれば電流から逃れられるようにしても、犬は逃げ回ることをせずに座り込んだままだったとか。1度「努力しても無駄だ」と学習してしまうと、それ以上は努力しなくなってしまうんですということです。

これは人間にも起こりうることです。

「どれだけ勉強しても一緒だ」とか「健康に気を使っても意味は無い」と考えるとそれ以上の努力をしなくなります。根本的に諦めているわけですから、そういう人が努力するわけありません。

努力するにはそれなりの希望が必要ですから。

「努力すれば理想が実現できる」

と思うから人は前向きに努力するわけですよ。だから無力感を感じている人が努力するというのは無理な話しなんですよね。そうやって無力感を抱くと「良い将来になる可能性」を閉ざしてしまうわけです。

だからこそ無力感を抱かないことが大事です。

人間は誰でもミスはします。

完璧に何でもこなせる人間なんていません。

まずはこういう事実を素直に受け入れるべきかなと。どんな天才でもどこかでミスはするので、ミスはするものだと思って生きてる方が無力感を抱かずに済むし、何よりもメンタル的に楽だと思うんです。

だから完璧主義から離れてダメな部分を許容すること。

ダメな部分を受けいれることも人生には必要です。

それは甘さではなく優しさですから。普段から自分に厳しくしている人は特に自分に優しくするべきです。真面目な気質のせいで自分で自分を痛めつけて苦しませることがありますからね。

そもそも失敗というのはダメものではないんですよ。

先ほども言いましたが誰でも失敗はするので、失敗は仕方ないモノだし挑戦すれば失敗するのは当たり前です。重要なのは同じ失敗を何度も続けないことが大事なんです。

だから失敗から学べばなんの問題も無いわけです。

失敗を活かせるならそれは成功するのに必要な体験ですから。

そうやって失敗を活かして「成長出来ればそれで良い」と考えることも必要なことです。このように自分を適度に許して前向きに考えることが大事です。

例えば「○○してはいけない」と厳しく禁止事項を作ることもありますよね?

これも危険な傾向にあります。

人間は抑圧されると自由を求めて反発します。

例えば「シロクマのことを考えていけない」と言われると、ついシロクマのことを考えてしまいますよね?人は禁止されると逆に意識が向いてそれをやりたくなったりするんですよ。

つまり抑圧されるとしてはいけない行為に拍車がかかるんです。

だからそういう時は禁止するのではなく、「何かをする」ように意識することが必要かなと。

例えば禁煙したいなら「タバコを吸わない」のではなく「タバコを吸うなら筋トレをしてから」と、健康を促進するようなルールとセットにするのが良いかなと思うんですよね。そうやって良いルールとセットにすることで、健康意識が高まり禁煙のきっかけも作れますから。

だから禁止しないで「○○するなら○○する」というルールを、自分なりに作ってほしいなと思います。

それだけでも効果は期待できますからね。

こうやって自分を適度に許して前向きに生きてください。

何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。