もっと自分を優しく扱い思いやること
気持ちが落ち込んだ時は自分を思いやることが大事です。
「自分はダメだ」と思いより追い込んでしまうと、メンタルがやられてしまいます。それは無力感につながり生きる原動力を失うので、ある程度の思いやりを持つことは大事なんですよ。
自分を優しく扱い思いやること
「ダメなところもあるよね」と受けいれることも必要なことです。
こういう自己受容の精神があるから前向きにもなれるんですよ。これは自己肯定感とは少し違います。自己肯定感とは「ダメな自分でも良い」と思うのが自己肯定です。こう思うとダメな部分が正当化されているので、そこがより強化されてしまいます。
例えばダイエットしているのに食べすぎた場合。
「食べすぎたけど良いよね」と思っていれば、自己肯定感が強すぎてダイエットは、いつまで経っても成功できないようになります。だからこそ強すぎる自己肯定感は問題なんですよ。
だからダメな部分は素直に受け入れること。
ダメな部分を「良い」と言う風に解釈するのではなく、ダメなものはダメだと認識しながらも、自分自身に劣等感は抱かない考えが必要なんですよ。
それが自己受容の考え方です。
例えばダイエットの例で言うと「つい食べすぎてしまうこともあるけど、そこは受け入れてダイエットは頑張ろう」と思う方が効果的と言うことです。
ダメな部分を否定しながらも自分の存在価値まで下げない考え方。
それが自己受容の考え方なんですよね。
言い訳はしないこと
要は自分を追い込ませ過ぎずそして、甘やかせ過ぎないようにするということです。自己肯定で自分の言動を正当化してしまうと、言動を改める機会を失い成長が阻害されてしまいます。
だから成長できる伸びしろは残しておくべきなんですよ。
だからと言って自分の言動を否定しすぎると今度は、自分の存在価値が無いように感じてモチベーションが下がります。だからこそ自分のダメな部分をある程度、受けいれた上で前向きに考えるというバランスが必要になるわけです。
このままで良いと思うと変化の必要性を感じなくなりますからね。
それはそれで危険な状態です。
自己受容は前に進むための原動力になる考え方です。一方で自己肯定は頑張らない言い訳につながってしまうので危険です。
だからこそ自分を優しく受けいれることです。
もし自分に優しく出来るようになると、他人に対しても優しさが芽生える可能性があります。「自分もダメな部分があるからな~」と思えていれば、他人のダメな部分に対しても寛容でいれますからね。
親切な人は周りの人からも好かれやすいので、優しさを持つというのは大事なことなんですよ。
失敗を許容する優しさ
ただ優しさと甘さは別物ですよ。
やはり優しく受け入れはするけどそれは、ダメな部分をそのままで良いというわけではなく、変わる努力はするという前提は必要になってきます。だから優しく前向きでいれるスタンスを考えてほしいなと。
生きていれば必ずどこかで失敗はします。
そもそも失敗せずに成功した人なんていません。
偉業を成し遂げた人たちですらもどこかで、失敗を経験しています。すごい人を見るとものすごい偉大な存在に感じて、その人たちが積み重ねてきた陰の努力をみずに才能があったから、偉業を成し遂げたように感じてしまうのです。
しかしそこには陰の努力はちゃんとあるんですよ。
そしてその中で多くの失敗を経験しているはずです。
そういう部分を知れば努力の重要性がわかるはずでしょう。つまり失敗に着目すれば「才能だけで成功した人なんていない」と思えるようになるので、「成功するためには失敗が伴う努力も大事だ」と思えるようになるということです。
そう思えるようになれば、努力さえすれば自分でも変われるということに、気づくことでしょう。
そういう泥臭さに改めて気づくことも大事です。
なので優しさを持ちながら失敗を許容することも考えてください。
一夜にして成功したように見えても、そこには長い下積みがあったりするものですからね。ダメな部分を受けいれながらもコツコツ、努力していくのが理想の姿だと言えるでしょう。
何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。