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人が騙されやすい理由とその対策法

誰でも1度は騙された経験があると思います。

人は裏切りやすくそして裏切られやすいんですよ。それが人間なので誰でも大なり小なり信頼が崩れたような体験があるとは思います。

例えば遊ぶ約束をしていたのにドタキャンされたとか、お金を貸して帰ってこなかったとか、恋人に浮気されてしまったという経験を多くの人がしているのではないでしょうか。


なぜ人はこれほど簡単に騙されるのか?

これが気になるところですよね。

それは人間の気質の問題があるのかなと。

そもそも人間は他人を無条件で信用する生き物です。なぜなら古代から人は集団生活をしていたから。今のように経済的な取引が発達していない時代では、それぞれを心から信用する必要があったんですよね。

そうやって共に心を通わせないと協力しながら生活出来なかったわけです。

今ではお金があるので取引が簡単になっています。

しかし経済が発達してない社会では、信用を代替する手段がありません。だから「心からの信用」が必要だったのです。そうやって無条件で他人を信用することで集団生活を成立させていたわけですよ。その古代の性質が未だに染みついているので人は簡単に他人を信用するんです。

特に「自分と近しい存在」には信用します。


昔から小さな集団で生活していたので、自分と似たような人には親近感が湧いて無条件の信用を抱くんですよ。


だから同郷や出身校が同じというだけで信用してしまい距離感が近くなるんです。自分と同じような考えで同じコミュニティにいると信用してしまうのが人間の本能なんですよね。

こういう背景が理由で人は簡単に他人を信用するわけです。

だから簡単に騙されてしまうんですよ。

信用しやすいということは逆に言えば騙されやすいということですからね。その信用しやすさが騙されやすさに繋がってしまうんですよね。

しかも他人を見抜く能力も乏しいんです。

無条件で信用しているわけですから他人がどういう人間なのかを、正確に判断する能力は基本的には無いんですよ。これは脳にも問題があって他人を疑うというのは、脳にかなり負担をかけることになります。人の脳は基本的に楽をしようとするのでそのせいで深く考えなくなるんです。


つまり疑い続けるのは脳の負担が大きいので人は、安易に他人を信用してしまうということなんです。


信用すれば楽ですからね。

何も疑わなくて良いので考えることが無くて楽になれるんですよ。だから他人を疑い続けることが出来ずに簡単に騙されてしまうんです。

なのでもし騙されたくないなら疑い続けること。

それが大事だと思います。

ですがこれが出来れば苦労しないですよね・・・

根本的に疑い続けるのが苦手なのでそういうことがそもそも出来ないんですよ。それに他人を信用することも大事なことです。ある程度は信用して相手との距離を近づけないと、他人と良い関係性を築くことも難しいですから。

そう考えると「一線だけは守る」と考えるのが良いかなと。



例えば「3回裏切られたらもう2度と信用しない」とか、「お金は貸すけど10万円までにする」というように、信用するけどあるラインを超えるとアウトにすると考えるのが良いかなと思います。


そうすれば大きな損害を避けることは出来ますから。

全ての人を疑い続けるのは難しいですからね。

なので適度に信用しながら騙されたら距離を置くという生き方が、損失をある程度は抑えるのでまだマシかなと思います。

何者でもない僕をサポートしてくれるならあなたの気持ちに答えれるように、これからもコツコツ頑張っていきます。