79、2021年2月14日(日)命がけの選挙管理委員会
今日はコロナ渦の中、本当ならカルナバル(謝肉祭)のパレードの日で、子どもたちが大騒ぎの日。しかし、今年はお祭りはオンラインのみ。学校に仮装をして出かけるだけで終了。そんな中、カタルーニャ州議会選挙の投票が行われた。El Pais紙によると、事前の郵便での投票が前回の3.5倍、26万5000人の人がおこなったらしい。(参照: https://elpais.com/espana/elecciones-catalanas/2021-02-14/la-participacion-en-urna-a-las-1800-horas-cae-22-puntos-respecto-a-las-elecciones-de-2017.html )
しかしコロナ渦&1日中冷たい雨の寒いだったこともあって、投票率は低かった様子。ちなみに近年では60~70パーセントくらいの投票率。市民は政治に関心が高く、子どもたちもカタルーニャの独立については小学生ですらも議論できる。
個人的には投票権もないが(スペイン国籍をとってないため)選挙 ポスターのデザインを見るのが好きだ。お時間ある方は、こちらのブログもどうぞ。→ うきうきバルセロナ 選挙ポスターコレクション~2021年2月編~
さて。バルセロナの主要新聞の一つであるLa Vanguardia紙のツイッターを見ていたらどこかの投票場の様子がライブで配信されている。選挙管理委員(la mesa electoral)のメンバーは地区ごとに一般市民から選ばれる。ちなみにわたしのスペイン人の親戚は、お年寄りばかり住む地域に住んでいたら、「若い&学歴がある」という基準か、毎回必ず選ばれていた。引っ越しして、選ばれなくなってホッとしたと言っていた。何しろ1日がつぶれる大変な仕事なのだ。しかし、今回はこんなに大変!?
https://twitter.com/LaVanguardia/status/1361008280202596354
「ここまでする必要ある?」
「大げさすぎないか?」
との、コメントが多い、
やりすぎて悪いことはない、と私は思う。
しかし、SF映画みたいだ。(他人事…?)
今ふとライブ配信を見ていたら、ちょっと暇になったのか、「マカレナ」を選挙管理委員の3人が踊っていた。
スペイン人のこういうところが好き。日本だったらネットで炎上だな。他人にも自分にも甘いスペイン人、他人にも自分にも厳しい日本人。どちらがよいのか。(遠い目)
でも、本当にここまでする必要が本当にあるのか?と別の新聞のサイトを見てみたら...
https://www.diaridesabadell.com/2021/02/14/eleccions-14-f-sabadell-en-directe/
選挙管理委員は、普通の恰好だった。
マスコミの情報操作とは何かを見た気がした。
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