留学で教養学部に来てみて1ヶ月 (文系博士課程の留学)
コロナによりリモートワークが浸透したりして、家での作業の方が集中できて捗ったりします。ここ2週間程は論文修正で「直るか直らないかの瀬戸際」だったので、家での作業がほとんどでした。今は大学としては夏休み期間中で、ほとんどキャンパスには大学院生しかいないのですが、週に3日は必ず研究室に顔を出して、なんとか自分のプレゼンスを示すようにしています。研究室では、コ・ワーキングスペースなので、気が散ったりもしますが、いい気分転換にもなります。(実は、留学で教養学部に属させてもらって1ヶ月半の新人気分。学期始まったら毎日行こうと思います。)
どれだけ集中しようとしても、集中力が保つのは2時間くらいが限度で、適度に休憩を入れないとパフォーマンスも下がりますよね。基本的に、大学の授業だと1コマ90分で、休憩が入っていることなどから考えると、そういうスケジュールは割と理にかなっているかなと思います。1日中、論文に取り組まないといけなかった時に、Sportifyの"Deep Focus"とか検索かけて音楽だけのアルバムを聴いて、とりあえず集中するようにしています。
私が属させてもらっているコ・ワーキングスペース(心理ラボ)では、教養学部なのですが、みんなバラバラの研究課題に様々な学問を駆使した学際的なアプローチで取り組んでいる大学院生やポスドクの人がたくさんいます。主に、社会科学分野のなんとなく定量的な研究をしている人が多くて、臨床心理学、開発学(都市と農村、移民、etc.)、ミクロ経済学、認知科学の分野の大学院生とかポスドクの人たちとかいるので、いろいろ話を聞くのは面白いです。
その他に、教養学部には、実はもう一つのコ・ワーキングスペース(人文ラボ)があることに最近気づいて、人類学・社会学、文学、文化研究、言語学(主に欧米の言語)分野の大学院生やポスドクが研究しているようでした。おそらく定性的な研究をされているのと思います。教養学部の中で、定性と定量でコ・ワーキングスペース分かれてることを今日知りました。物事を多角的に考えることの苦手な私の頭で(あとすぐ忘れる)、ちゃんと理解できるかどうか不安ですが、定性的な研究をされている研究者の方にもいろいろ聞いて、知見を広げたいと思います。(先生方のインタビュー映像とか見たことはあって、普段私は物事をそんな深く考えてないので単純に圧倒されました。)
そして、今日はようやく、普段しない徹夜をして1件のポスドクポジションの応募書類を準備できました(そもそも今学期中に学位とれるのか..はさておき)。とりあえず悩むのは30件くらい受けてみて、全部ダメだった後にしようと思って、前向きに進もうと思います。
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