【綿町ダイアリー】#512 仕事でもママは大切なパートナー
僕の仕事はウェディングプランナー。
フリーランスの僕にとって
決まった式場(本拠地)は、無い。
新郎新婦様が「ここでしたい!」と言えば
そこに出向いてプロデュースをする。
そんな仕事だ。
だから、あらゆるところにリスクが潜み
僕は常に不安の中にいる。
でもその不安は逆に言えば自由の象徴でもあり
僕はそれを楽しんでいるとも言える。
そんな僕のプロデュースには必ずママがいる。
ママに結婚式のアテンドを頼むのは
アクシデントを常に考えているからに他ならない。
結婚式は一発勝負だ。
何かあったとき、応急処置の初動を間違えると
取り返しがつかなくなるんだ。
それは僕の進行上のミスであったり
会場側の不備や不手際であったり
ゲストや新郎新婦の体調不良であったりする。
ママはそのあたりのカンが冴えている。
いや、鼻が効くと言う方が正しいか。
これまで数々のミスを未然に防いできた。
ママがいなければ、
スウィートブライドはとうに終わっていただろう。
僕のような「動」のプランナーには
ママのような「静」のパートナーが必要だ。
それがたまたま“妻”であるということは
僕にとってとてもラッキーなことなのである。
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