中道 亮/プランナー&カフェマスター

姫路市綿町で、ブライダルプロデュースとカフェを融合したブライダルカフェを運営しています。ウェディングプランナーとカフェマスターの二刀流って面白い!そんな僕の日々の日記『綿町ダイアリー』をアップしています。 ⁂趣味/ランニング、読書、JAZZ鑑賞、カメラ

中道 亮/プランナー&カフェマスター

姫路市綿町で、ブライダルプロデュースとカフェを融合したブライダルカフェを運営しています。ウェディングプランナーとカフェマスターの二刀流って面白い!そんな僕の日々の日記『綿町ダイアリー』をアップしています。 ⁂趣味/ランニング、読書、JAZZ鑑賞、カメラ

マガジン

  • 400文字の『綿町ダイアリー』

    姫路市綿町でブライダルプロデュースとカフェを融合したブライダルカフェを運営しています。ウェディングプランナー&カフェマスターの二刀流の日々を綴ったエッセイです。

  • ショートストーリー『今日は結婚式』

    これまで僕がプロデュースさせていただいた結婚式。 爽やかな結婚式、あったかい結婚式、楽しい結婚式、ちょっとほろ苦い結婚式・・・、色々な結婚式を僕目線のショートストーリーでお届けします。

  • 連載小説「僕がウェディングプランナーと言えた日。」

    ウェディングプランナーに憧れ百貨店を退職し起業。でも40歳で全てを失う大きな挫折。そこから懸命に這い上がりブライダルプロデュースの理想にたどり着くまでの成長物語。※フィクションです

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自己紹介 - はじめての人へ -

はじめまして。 プランナー&カフェマスターの中道 亮です。 ブライダルプロデュース「スウィートブライド」でウェディングプランナー、そして「綿町カフェ」でマスターをしています。 プランナーとカフェマスターの二刀流は面白い! 日々、新しい発見をしています。 そこで、ちょっと僕自身のプロフィール。 ショートストーリー『今日は結婚式』|中道 諒 / ウェディングプランナー|noteこれまで僕がプロデュースさせていただいた結婚式。

    • 【綿町ダイアリー】#611 息子とギター

      嬉しい! こんな気持ちになったのはいつぶりだろう。 先日、次男坊から思いもよらぬ言葉があった。 「パパ、ギター弾きたいんやけど」 高1の時に一度「ギター興味ないか?」 と僕から誘った時は全くの無関心。 それ以来僕は完全に諦めてたから それはまさかの言葉だった。 「そうか!弾きたくなったか!」 めちゃめちゃ喜ぶ僕の顔を見て はにかみながら頷く次男坊。 そうと決まればすぐに練習スタートだ。 持ち方、弾き方、チューニング・・・ 僕にとって息子とギターを弾くのは 父子

      • 【綿町ダイアリー】#610 嬉しい結婚式

        僕が弟のように可愛がってる後輩が ある日、彼女を連れてきた。 「この人と結婚する」って。 でも彼の希望する結婚式場は 僕が携わっていない会場。 僕の手でプロデュースしてあげたかったけど それは叶わず僕は見守ることにした。 しかし、 それからしばらく式場側と難航する。 どんな立派な式場でも運営するのは「人」だ。 その「人」に熱量が無ければどうしようもない。 怒り、苛立ち・・・。 彼の苦悩を目の当たりにして僕も悲しかった。 でも、雨降って地固まる。色々あって、 僕が

        • 【綿町ダイアリー】#609 WORK or LIFE

          1週間に1日休むのは難しいとして、 せめて2週間に1日は休みをとらなきゃ! そんな風に思うのだけど、 年中無休で自営してた両親のDNAだろうか、 両親と同じ道を歩んでるように思う。 働くことは素晴らしいことだと思ってるけど リタイアしたあとに熱中する趣味もなく、 友達もいないというのでは人生として寂しい。 僕は今、 ブライダルで仕事の素晴らしさを学び、 カフェで人生の生き方を学んでいる。 どっちも大事で、どっちも必要だ。 僕は50歳までは仕事人間で、 話し相手も仕事

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        • 400文字の『綿町ダイアリー』
          607本
        • ショートストーリー『今日は結婚式』
          4本
        • 連載小説「僕がウェディングプランナーと言えた日。」
          101本

        記事

          【綿町ダイアリー】#608 BEATLES FOR SALEとバーテンダー時代

          カフェの開店準備を終え、 グァテマラ産の深煎り珈琲を淹れる。 珈琲の入ったマグカップをテーブルに置き THE BEATLESの「FOR SALE」をかけた。 一瞬にしてあの頃にタイムスリップする。 僕は20歳。 神戸でカフェバーをしている。 自転車を店舗前の電柱にくくりつけてから シャッターを開け、真っ暗な店内に入る。 電気をつけると同時に 昨夜のウィスキーの匂いが鼻につく。 カウンターやボックスのテーブルを拭き、 掃除機をかけて、空気を入れ替える。 そして、O

          【綿町ダイアリー】#608 BEATLES FOR SALEとバーテンダー時代

          【綿町ダイアリー】#607 僕にも輝いてた頃があった

          18年ぶりに「海辺のカフカ」を再読している。 あの頃はそう、 僕の会社は順調に伸びていた頃。 僕は決まった時間に出社し、 決まった時間に朝食を摂っていた。 6:30に出社し朝の整理を簡単に済ませたら 7:00にオフィス近くのサンマルクカフェに。 僕は2階のいつもの席に座りコーヒーを飲む。 そして本を読む。それが毎朝の習慣だった。 「海辺のカフカ」はその頃に読んでた本。 大公トリオのCDを買ってきて それをウォークマンで聴きながら。 だからなのか、再読している今、

          【綿町ダイアリー】#607 僕にも輝いてた頃があった

          【綿町ダイアリー】#606 ママのおむすび

          NHK朝ドラ「おむすび」が始まった。 そのタイトルを見てると、 ママの作るおむすびが頭に浮かぶ。 結婚してから、僕のお昼ご飯はいつもママが握ってくれたおむすびだ。具材は梅干しの日もあれば昆布の日もある。大抵は梅干しだけど。 そう思うと僕の人生のランチというものは、 ほぼおむすびということになる。 まだサラリーマンだった頃は、おむすびの横におかずがあった。卵焼きやら色々と。 独立起業してから僕はおかずを食べなくなった。というか、お昼ご飯の時間をとらなくなった。 とる

          【綿町ダイアリー】#606 ママのおむすび

          【綿町ダイアリー】#605 海辺のカフカ的美味い珈琲の淹れ方

          村上春樹「海辺のカフカ」には 魅力的なキャラクターが多く登場する。 中でも 図書館の大島さんの存在はイイ。 そんな大島さんの珈琲の淹れ方が、 またイイんだな。 『グラインダーで豆を挽き、注ぎ口の細いとくべつなポットでお湯をしっかり沸騰させ、それを少し落ち着かせ、ペーパーフィルターを使って時間をかけてコーヒーを抽出していく。出来上がったコーヒーにほんの少しだけ、なにかのしるしのように砂糖を入れる。クリームは入れない。それがいちばんおいしいコーヒーの飲みかたなのだ』 僕も

          【綿町ダイアリー】#605 海辺のカフカ的美味い珈琲の淹れ方

          【綿町ダイアリー】#604 祭りのとき

          深夜3時。 軽トラを運転しながら いつものように牛乳の宅配をしている。 ただ、今夜はいつもと町の気配が違う。 電柱にはカラフルなシデ棒が巻かれ 急ごしらえの鳥居のようなものも出現した。 この時間なのに灯りのついた家が多い。 家の駐車場のトラックにもシデ棒が巻かれ、 中には太鼓が載っているトラックもある。 いつもならすれ違うのは、 シカ、イノシシ、アライグマ、 そして新聞配達のオッチャンくらいだけど 今夜は一般の車やバイクがやたらと多い。 そんな光景に祭りだなぁと実

          【綿町ダイアリー】#604 祭りのとき

          【綿町ダイアリー】#603 今日もコーヒーを淹れて

          水曜日の朝。 いつもよりカフェを早く開けた。 先週買った本をテーブルに置く。 今日もコーヒーを淹れて。 〜ご機嫌に暮らす21の方法〜 著者は、石垣島に暮らしながら パンを作りコーヒーを焙煎するMochaさん。 『1杯のコーヒーを片手に、 ゆっくり読んでもらえたら幸いです』 Mochaさんのその言葉に従い、 深煎りの“わたまちブレンド”を淹れて、 本のページをめくっていく。 「最高の癒し」と話題を呼ぶだけあって 石垣島のステキな暮らしがそこにある。 穏やかに過ぎて

          【綿町ダイアリー】#603 今日もコーヒーを淹れて

          【綿町ダイアリー】#602 英検に来た女子高生

          制服の女子高生が1人でご来店。 「見たことない制服だね」僕が聞くと、 「岡山から来たんです!」と、彼女。 岡山で実施される英検の申込に遅れたようで わざわざ姫路まで来たらしい。 でも1人で新幹線に乗って、 本人にとっては楽しい旅のようだ。 高校生で英検準1級受けるのだから 賢い子なんだろうな。 彼女とは色んな話をした。 今のことや将来のこと。 「学校の先生になりたいんです」 そういう彼女に、 「わざわざそんなブラックにいかなくても」 思わず本音が口に出る。 僕の

          【綿町ダイアリー】#602 英検に来た女子高生

          【綿町ダイアリー】#601 50代からのカラーリング

          マクドナルドが 従業員の髪色自由化を発表した。 時代は明らかに変わってきたようだ。 僕にとってウェディングプランナーという職業は ホテルマンと同じ世界観にある。 だから男子は黒髪でオールバック。 それが長年、僕が描くプランナー像だった。 でも、もういいのかもしれない。 そこで、 ママにヘアカラーを買ってきてもらった。 何色にするかはママにお任せで。 ママが買ってきたのはライトブラウン。 「チャパツじゃないやん!」僕がそう言うと 「これくらいでえんや」とママ。

          【綿町ダイアリー】#601 50代からのカラーリング

          【綿町ダイアリー】#600 仕事のルーティン(ウェディングプランナー)

          ひとつの結婚式の仕事が終わると 次の仕事に向けてメンタルの調整にはいる。 ブライダルの仕事は 中6日で登板する先発投手のようなものだ。 ( 以前は中4日でも平気だったけど・・) それくらい一回の結婚式で神経をすり減らす。 僕は次に備えて 自分が決めたルーティンをこなしていく。 土曜の朝。 4:00に目覚めた。 ラン服に着替えて少しジョギングにでる。 シャワーを浴び、 深煎りの珈琲を淹れ、ピッツァを焼いた。 スタンゲッツ「PLAYS」をかけ、 村上春樹「ダンスダン

          【綿町ダイアリー】#600 仕事のルーティン(ウェディングプランナー)

          【綿町ダイアリー】#599 夜のマクドデート

          秋のブライダルシーズンが始まると 僕の脳みそはそれ一色になる。 ただ、今の僕がコロナ以前と違うのは 深夜にトラックに乗り、昼に珈琲を淹れている。 ここに本業の結婚式の仕事が入ってくると 時間感覚が麻痺してくるんだ。 変な時間に寝るから変な時間に目覚める。 珈琲を淹れジャックケルアックを読むが、 間延びするだけで時間軸が戻らない。 仕方ないからママを誘って夜のドライブに出た。 レディに寄って専用ボトルに給水し、 缶ビールとつまみになりそうなお菓子を買う。 帰り際、

          【綿町ダイアリー】#599 夜のマクドデート

          【綿町ダイアリー】#598 浜省熱再び

          四半世紀が過ぎ、 今、浜省熱が再燃している。 キッカケは友人との会話。 その人も昔の浜省ファンで意気投合したんだ。 それで久々に聴くことになって。 僕のリアルタイムは高校時代に発売された 「DOWN BY THE MAINSTREET」 マネー〜〜!ってやつね。 そこからファーストアルバムまで遡り、 浜省どっぷりの時期がありました。 浜省の良いところは 昔の曲を今のアレンジで聴かせてくれるところ。 僕のようなオールドファンには嬉しい。 ベスト盤でも曲が古くならな

          【綿町ダイアリー】#598 浜省熱再び

          【綿町ダイアリー】#597 夢について

          少しずつ結婚式が戻ってきた。 大好きなブライダルの仕事。 結婚式の件数が増えてくると、嬉しい。 そうなると、やっぱり スウィートブライドは続けたいと思う。 理想は、プランナースタッフをいれて スウィートブライドを活性化していきたい。 僕はこのサロンの近くでジャズカフェでもやりながらスウィートブライドのオーナー業に徹するのもいい。 プランナーの仕事で教えることは何も無い。 ただ、僕の生き方を見せるだけだ。 夢と言えば、 またいつかお山のカフェをしたいなぁ。 年に何

          【綿町ダイアリー】#597 夢について