中道 亮/プランナー&カフェマスター

姫路市綿町で、ブライダルプロデュースとカフェを融合したブライダルカフェを運営しています…

中道 亮/プランナー&カフェマスター

姫路市綿町で、ブライダルプロデュースとカフェを融合したブライダルカフェを運営しています。ウェディングプランナーとカフェマスターの二刀流って面白い!そんな僕の日々の日記『綿町ダイアリー』をアップしています。 ⁂趣味/ランニング、読書、JAZZ鑑賞、カメラ

マガジン

  • 400文字の『綿町ダイアリー』

    姫路市綿町でブライダルプロデュースとカフェを融合したブライダルカフェを運営しています。ウェディングプランナー&カフェマスターの二刀流の日々を綴ったエッセイです。

  • ウェディング会社の婚活サロン日記

    姫路のブライダルプロデュース会社「スウィートブライド」が婚活サロン「姫路の縁むすび」をスタート。このマガジンでは日々のお仕事日記を綴っています。

  • 僕がランニングを始めたら

    54歳で多くのランナーさん達と出会い走るようになりました。趣味のジョギングだけで充分楽しいけどせっかくだから「目標を作ろう!」と、フルマラソンを目指す事に。フリーランスウェディングプランナー&カフェマスターである僕の新たな挑戦を綴ったエッセイです。僕がランニングを始めたら・・、その先にはどんな景色が見えるのだろう。

  • ショートストーリー『今日は結婚式』

    これまで僕がプロデュースさせていただいた結婚式。 爽やかな結婚式、あったかい結婚式、楽しい結婚式、ちょっとほろ苦い結婚式・・・、色々な結婚式を僕目線のショートストーリーでお届けします。

  • 連載小説「僕がウェディングプランナーと言えた日。」

    ウェディングプランナーに憧れ百貨店を退職し起業。でも40歳で全てを失う大きな挫折。そこから懸命に這い上がりブライダルプロデュースの理想にたどり着くまでの成長物語。※フィクションです

記事一覧

固定された記事

自己紹介 - はじめての人へ -

はじめまして。 プランナー&カフェマスターの中道 亮です。 ブライダルプロデュース「スウィートブライド」でウェディングプランナー、そして「綿町カフェ」でマスターを…

【綿町ダイアリー】#527 木曜日、早朝

AM4:30 僕は宅配の軽トラックで 新舞子海水浴場の側道を走っている。 近頃は、陽が昇るのが早くなった。 瀬戸内の穏やかな海が 陽光に反射してキラキラ輝いている。 そ…

【綿町ダイアリー】#526 ノルウェイの森

僕が19歳の夏、 村上春樹「ノルウェイの森」が刊行された。 それは時代を揺るがすベストセラーになった。 今回、綿町珈琲の店内に 村上春樹コーナーを作ることにした。 …

【綿町ダイアリー】#525 水曜日にはカフェを開けて

花粉症で身体がダルい。 熱っぽさとダルさがなかなかとれず 一昨日は体調不良でカフェを閉めた。 それでも宅配のアルバイトは穴をあけず、 大雨警報の中、何とか責務は果…

【綿町ダイアリー】#524 しっかりママと車を壊すダメ夫

ギギギ.... ( あぁ、またやっちゃった・・) 「ママわりぃ!左のドアのとこ擦った!」 玄関ドアを開けてそう叫ぶと もおおお!と、言いながらすぐに補修するママ。 こう…

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先日、一旦停止で白バイに捕まりました。 やれやれ もうすぐゴールドだったのに・・・ 今でこそ交通違反はほとんど無いですが、 百貨店の外商時代はよく免許停止になって…

【綿町ダイアリー】#522 しっかりママとコンクリート

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【綿町ダイアリー】#521 金曜日PM5:30

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2001年7月。 明石市大蔵海岸で花火大会が行われました。 しかし、JR朝霧駅に向かう歩道橋で 群衆雪崩が発生し大きな事故になりました。 皆さんもよく知ってる事故だと思…

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お山のお寺の仕事をし始めた頃。 かなりの勾配の坂を 二駆のワンボックスで駆け上がっていました。 ある日、 ママとカメラマンを乗せて上がってたところ アクセルの踏み…

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4月16日の夜。 けたたましい音と共にヒョウが降ってきました。 で、我が家のカーポートは全壊・・・ 修理どこに頼もうかなぁ〜 20万くらいかかるかもなぁ〜 僕がそんな…

【綿町ダイアリー】#517 しっかりママと子供乗せ自転車

僕の妻(ママ)のこと、どんな人?って お客様からよく聞かれるんです。 そこで、ママの色々なエピソードを 書いていくことにしました。 ( こんなこと書くな!と怒るだろう…

【綿町ダイアリー】#516 ちょっと意図的に村上春樹とビートルズ

JAZZと純文学と深煎り珈琲。 僕の好みは、 ある意味マイナー志向だ。 ただ、カフェという商売をやる上では もう少しメジャー志向に振る方がイイ。 そこで、こう考えた。…

【綿町ダイアリー】#515 RUBBER SOUL

13歳の時の僕にとって 最高の音楽はビートルズだった。 父親が所有していた「MEET THE BEATLES」 このアルバムを初めて聴いた日から、 僕にとってビートルズは最高の音楽…

【綿町ダイアリー】#514 金曜日PM4:00

僕はソファに転がり 遠藤周作「深い河」を読んでいる。 本に視点を合わせてるけど 両目の外側に向こうの世界がぼんやり映る。 本の向こうでは ママが夜ご飯の支度をして…

【綿町ダイアリー】#513 一日の終わりは本の香りと

昼も夜も働いていると、 一日の終わりがいつなのかわからなくなる。 だから、 何となく区切りをつけたくて、本を読む。 それを一日の終わりとして。 「ノルウェイの森」…

自己紹介 - はじめての人へ -

自己紹介 - はじめての人へ -

はじめまして。
プランナー&カフェマスターの中道 亮です。

ブライダルプロデュース「スウィートブライド」でウェディングプランナー、そして「綿町カフェ」でマスターをしています。

プランナーとカフェマスターの二刀流は面白い!
日々、新しい発見をしています。

そこで、ちょっと僕自身のプロフィール。

【綿町カフェのインスタグラム】

【スウィートブライドのインスタグラム】

【綿町ダイアリー】#527 木曜日、早朝

【綿町ダイアリー】#527 木曜日、早朝

AM4:30

僕は宅配の軽トラックで
新舞子海水浴場の側道を走っている。

近頃は、陽が昇るのが早くなった。

瀬戸内の穏やかな海が
陽光に反射してキラキラ輝いている。

そんな景色を見てるだけで気持ちがイイ。

朝陽と海を体感できるアルバイトなんて
そうそう見つかるもんじゃないよな。

イイ仕事に出会えたこと、感謝だ。

カーラジオ(AM NHK)からは
グリーグのペールギュント「朝」

この

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【綿町ダイアリー】#526 ノルウェイの森

【綿町ダイアリー】#526 ノルウェイの森

僕が19歳の夏、
村上春樹「ノルウェイの森」が刊行された。

それは時代を揺るがすベストセラーになった。

今回、綿町珈琲の店内に
村上春樹コーナーを作ることにした。

それがキッカケとなり
あの時から4度目の再読をしたんだ。

今はデジタル社会にどっぷりだから、
小説のアナログ感にとても懐かしい匂いがした。

しかし、ノルウェイの森の評判をみてると
エロ過ぎて嫌悪感を持つという意見が意外に多い。

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【綿町ダイアリー】#525 水曜日にはカフェを開けて

【綿町ダイアリー】#525 水曜日にはカフェを開けて

花粉症で身体がダルい。

熱っぽさとダルさがなかなかとれず
一昨日は体調不良でカフェを閉めた。

それでも宅配のアルバイトは穴をあけず、
大雨警報の中、何とか責務は果たした。

やれやれ。

思えばもう4日ほど珈琲を飲んでいない。
僕が珈琲を飲まない時は重症である。

水曜日、
僕はカフェを開けることにした。

週末の土日にブライダルの接客が入ったので、
今週は今日しかカフェを開ける日がないからだ

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【綿町ダイアリー】#524 しっかりママと車を壊すダメ夫

【綿町ダイアリー】#524 しっかりママと車を壊すダメ夫

ギギギ....
( あぁ、またやっちゃった・・)

「ママわりぃ!左のドアのとこ擦った!」

玄関ドアを開けてそう叫ぶと
もおおお!と、言いながらすぐに補修するママ。

こういうのは我が家の日常。

結婚した時、
婚礼家具と一緒にママは愛車を持参しました。

ソアラ2.0GT ツインターボ

ママが自分のお金で初めて買った車。
( 女子が最初に買う車ではないよね )

ある日のこと。
その日は朝か

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【綿町ダイアリー】#523 しっかりママと警察に捕まるダメ夫

【綿町ダイアリー】#523 しっかりママと警察に捕まるダメ夫

先日、一旦停止で白バイに捕まりました。

やれやれ
もうすぐゴールドだったのに・・・

今でこそ交通違反はほとんど無いですが、
百貨店の外商時代はよく免許停止になってました。

ママと出会うまでは
運転してりゃ違反もするわと思ってました。

でもママは人生でまだ一度も捕まっていません。

それなりに飛ばすし、それなりに荒いのに
なぜ捕まらないのか?と聞いた事があります。

「なんとなく張ってるのわ

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【綿町ダイアリー】#522 しっかりママとコンクリート

【綿町ダイアリー】#522 しっかりママとコンクリート

我が家には
玄関前に車を2台停めるスペースがあり、
その奥に細長い2坪ほどの土の庭があります。

ある日のこと。

夕方、帰宅して車を停め玄関に入ろうとした時、
何か妙な違和感を感じて僕は周辺を見直しました。

すると、駐車スペースと庭の間に
木の柵ができているのに気づきました。

観音開きの可愛い木の柵でした。

ホームセンターで買ったのかなと思いながら
玄関に入ろうとして再び二度見してしまいま

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【綿町ダイアリー】#521 金曜日PM5:30

【綿町ダイアリー】#521 金曜日PM5:30

木曜日の夕方から高熱が出た。

最悪の体調だったけど
昨夜のアルバイトは穴をあけること無く、
なんとか乗り切れた。

やれやれ。

僕が体調を崩すのはとても珍しいことだ。
ストレスなんてのもあるのかもしれないな。

PM4:40
ママをパート先まで送る。

帰宅すると、高3の次男坊が
リビングのソファで寝息をたて爆睡していた。

日が暮れるにはまだ少し早いけど
僕は部屋の全ての窓シャッターを閉めて

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【綿町ダイアリー】#520 しっかりママと花火大会歩道橋事故

【綿町ダイアリー】#520 しっかりママと花火大会歩道橋事故

2001年7月。
明石市大蔵海岸で花火大会が行われました。

しかし、JR朝霧駅に向かう歩道橋で
群衆雪崩が発生し大きな事故になりました。

皆さんもよく知ってる事故だと思います。

実はその日、
僕とママはその花火大会の現地にいました。

そして花火大会終了後、
大勢の人波に流されながら帰路についていました。

僕が人の流れのままに歩道橋に向かおうとすると
ママがひとこと。

「そっち行かへん。

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【綿町ダイアリー】#519 しっかりママと車の修理

【綿町ダイアリー】#519 しっかりママと車の修理

お山のお寺の仕事をし始めた頃。

かなりの勾配の坂を
二駆のワンボックスで駆け上がっていました。

ある日、
ママとカメラマンを乗せて上がってたところ
アクセルの踏みが甘く坂を滑り落ちたのです。

ズルズル....ガガガガ.....ゴゴゴゴ....

僕は咄嗟にステアリングを切り
車を真横に向けて盧溝に前輪を押し込みながら
強引に車体を止めました。

一瞬のことでしたが冷や汗がビッショリ。
後部座

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【綿町ダイアリー】#518 しっかりママとカーポート

【綿町ダイアリー】#518 しっかりママとカーポート

4月16日の夜。
けたたましい音と共にヒョウが降ってきました。

で、我が家のカーポートは全壊・・・

修理どこに頼もうかなぁ〜
20万くらいかかるかもなぁ〜

僕がそんなことをウジウジ考えてると、
隣りでスマホをみていたママが

「これ買う?」

それは市販のポリカーボネートでした。
( まさか自分で直そうとしてる? )

「2mの脚立がいるわ!調達してきてよ」

と、話はどんどん進んでいく。

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【綿町ダイアリー】#517 しっかりママと子供乗せ自転車

【綿町ダイアリー】#517 しっかりママと子供乗せ自転車

僕の妻(ママ)のこと、どんな人?って
お客様からよく聞かれるんです。

そこで、ママの色々なエピソードを
書いていくことにしました。
( こんなこと書くな!と怒るだろうけど )

今日は子供乗せ自転車のこと。

僕のママは、
運動神経が良く、体力も人並み以上。

結婚してから子供を授かるまでの8年間、
車はガソリン代がもったいないからと
日頃の買い物はもっぱら自転車移動してました。

往復20キロ

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【綿町ダイアリー】#516 ちょっと意図的に村上春樹とビートルズ

【綿町ダイアリー】#516 ちょっと意図的に村上春樹とビートルズ

JAZZと純文学と深煎り珈琲。

僕の好みは、
ある意味マイナー志向だ。

ただ、カフェという商売をやる上では
もう少しメジャー志向に振る方がイイ。

そこで、こう考えた。

JAZZではなくビートルズ。
濃い純文学ではなく村上春樹。
ブラック珈琲ではなくカフェオレ。

これで少しはウケが良くなるのではないか。

最近の綿町ダイアリーに
村上春樹とビートルズがよく登場するのは
そんな意図的な僕の戦

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【綿町ダイアリー】#515 RUBBER SOUL

【綿町ダイアリー】#515 RUBBER SOUL

13歳の時の僕にとって
最高の音楽はビートルズだった。

父親が所有していた「MEET THE BEATLES」
このアルバムを初めて聴いた日から、
僕にとってビートルズは最高の音楽であり続けた。

大学生の時、村上春樹さんの長編小説
「ノルウェイの森」がベストセラーになった。

それがキッカケで
僕はその同名曲が収録されたアルバム
「RUBBER SOUL」を好んで聴くようになる。

以来、僕の

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【綿町ダイアリー】#514 金曜日PM4:00

【綿町ダイアリー】#514 金曜日PM4:00

僕はソファに転がり
遠藤周作「深い河」を読んでいる。

本に視点を合わせてるけど
両目の外側に向こうの世界がぼんやり映る。

本の向こうでは
ママが夜ご飯の支度をしているんだ。

僕は本と向こうを交互に見る。

部屋にはサンソン・フランソワの
「ドビュッシー ピアノ曲集」が流れている。

今日は昨日のような強い風もなく
ガラス窓の外はとても静かだ。

初夏にもなるとこの時間はまだ全然明るい。

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【綿町ダイアリー】#513 一日の終わりは本の香りと

【綿町ダイアリー】#513 一日の終わりは本の香りと

昼も夜も働いていると、
一日の終わりがいつなのかわからなくなる。

だから、
何となく区切りをつけたくて、本を読む。

それを一日の終わりとして。

「ノルウェイの森」にこんな一節がある。

“僕は1人で黙々と本を読み続けることになった。そして本を何度も読みかえし、ときどき目を閉じて本の香りを胸に吸いこんだ。その本の香りをかぎ、ページに手を触れているだけで、僕は幸せな気持ちになることができた”

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