ナカメ

はじめましてナカメです。 小さな楽しかったことを拾い漏らさないように、書いていきたい…

ナカメ

はじめましてナカメです。 小さな楽しかったことを拾い漏らさないように、書いていきたいと思っています。 note初心者ですが、どうぞよろしくお願いします。

最近の記事

眠れぬ夜

前回、自己紹介について書いた。 そこで「日記も初日は意気込むが次の日になるとケロッと忘れている」というようなことを書いたのだが、まさしくその言葉通り2ヶ月も書くのを忘れていた。 私の中では2ヶ月も経ってなかったのだ。きっと闇の組織に薬でも盛られていたに違いない。 こんなことを有言実行してしまうとは。できればもっとプラスなことで有言実行したいものである。 といことで自分の中の「書かねばスイッチ」がやっと押された。 今日はなかなか眠れずに苦しんだ、三日ほど前の夜について書こう

    • どうも、ナカメです

      今更だが、noteを書くときは自己紹介というものを最初に書こうと思っていた。 はじめましてから始まる初々しい文章。 その人がどういう人なのか、今まで知らなかったことを覗いては新鮮な気持ちになり、知っていた情報は得意気な気持ちになるというあの素晴らしい瞬間である。 きゃるんとした気持ちで自己紹介を綴れば、道ゆく人々が道を開けて拍手をし、白い鳩が飛び立ち花吹雪が舞うなか、ふんわりとしたスカートを爽やかな風に揺らしながら菩薩のような微笑みで桜色の毎日を過ごせていたに違いない。

      • ピスタチオ事件

        あれは私が22歳くらいの時である。 半纏を着込み炬燵に入ってのほほんとしていると、パートから母が帰ってきた。 「ねぇ、今日は珍しいものを買ってみたのよぉ」 母は買い物袋から豆の袋を取り出した。 豆の正体は生涯で初めて見るピスタチオである。 母は初めてピスタチオを眺める私をニヤニヤしながら観察している。 だが観察されていても私はそれどころではなかった。なにせ人生初のピスタチオなのだ。 たまにクッキーやケーキに付いている砕かれた緑のカケラを食べたことはある。だがそれがピスタ

        • 風を切るおじいちゃん

          私はパートである。 そこの会社での勤務の仕方は少し変わっていて、時間というより仕事で区切られている。 毎日やらなければならない仕事が決まっていて、それが終わらなければ帰れない。もしくは早く出勤してやらなければならないというような状態である。 そういったわけで私は一時間早く出勤した。 いつもであれば居間の床でひっくり返ってる時間に昼食を食べ、いそいそと出かけたため、やる気はない。そこをいつも誤魔化しながら仕事をする。 寒かったのでヒートテックを着込み、コンビニでコーヒーを買

        眠れぬ夜